ひとりごと

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6月 ひとりごと

2021-06-01 07:24:02 | ひとりごと
こんにちは、時間があれば夫婦で散歩やウォーキング等運動不足の解消をしておりますが、皆様も習慣にしている方は多いのではないでしょうか。季節の花を楽しんだり歩数を記録したりと、散歩の楽しみ方は人それぞれですが、たまには少し遠出して地図を片手に歩いてみてはいかがでしょう。小学校の社会の時間に地図記号を習いますが、皆さん覚えていますか?学校や病院、郵便局などの建物、道路や駅、線路などの交通に関するもの、田んぼや畑、果樹園など土地の様子を表したものです。では、日本最古の地図記号は何かご存じでしょうか? 答えは、湯気が3本ゆらゆら出ている温泉記号「♨」です。今からおよそ350年前の地図にも載っているそうです!群馬県の磯部温泉には「♨」の記号が石碑として彫られています。地図記号にはそれぞれ由来がありますので、好きな記号や気になる記号があったら調べてみるのも面白いかもしれません。例えば税務署の記号はひし形に縦線がついた、まるで焼き鳥のような形なのですが、これはソロバンの形が起源のようです。税務署がなんだか身近に感じられます。新しい記号もつくられていて、平成になってからできたものには図書館や博物館、老人ホーム、風力発電の風車などがあります。図書館や博物館はそれまでなかったのが不思議な気もしますが、老人ホームや風車は時代に合わせて生まれた記号といえるでしょう。老人ホームは家の形の中に杖を描いたデザインで、風車は円の周りに3本の羽根がついている楽しいデザインになっています。一番新しいのは令和元年につくられた自然災害伝承碑で、これは過去に発生した自然災害の教訓を伝えようと先人たちが残した石碑やモニュメントを表すものです。反対に今はなくなってしまった記号には、牧場や桑畑などがあります。普段あまり気に留めることのなかった地図記号ですが、時代を反映してさまざまに変化しているようです。では皆様今月も元気にお過ごしください。


伊那文化会館リニューアルオープン記念のN響公演にかみさんと行ってきました。コロナ対策もしっかり、久しぶりのコンサートやっぱり良いですね。5/30(日)
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