２００７年 USホンダ、オデッセイ エアコン冷えずクレーム対応処理

こんばんは、

USホンダオデッセイ、逆輸入車ですが少し前にエアコンコンプレッサー交換で修理しましたがエアコンが冷えなくなったと連絡がありました。

オーナー様が確認した所、エアコンコンプレッサーのプーリーの前から何かが飛び出していると言うので画像を送ってもらいました。

こんな感じでエアコンコンプレッサーのマグネットクラッチから、

押さえのプレートが止ネジが外れて、

飛び出して来たみたいですね。

エアコンコンプレッサー交換するのでアメリカに注文して部品届いたら車を入庫して下さいと連絡しました。

良くマグネットクラッチが張り付いて駄目になるのは有りますが止ネジが外れて飛び出して来たのは初めて見ました。
製品不良かマグネットクラッチに凄い圧力が掛かったのかな？
アメリカに部品注文するにも同じ会社では無く違うエアコンコンプレッサー取扱店にしました。

アメリカからの部品届いたのでオーナー様に連絡して入庫してもらいました。

同じ製品かなと思いましたが配線の箇所が違うので違うかな？

作業始めます。エアコンガス抜きながらジャッキアップしてウマをかいます。

右タイヤホイール外してアンダーカバー外して、

右フェンダーカバーも外します。

クリップの数が多いです、

もう少し少なくても良いですね。

ファンベルト外したらベルトテンショナーを外します。

ここが硬くて力を目一杯掛けないとファンベルト外れません。

力を掛ける箇所が2ヶ所有りますが1ヶ所折れてしまいました。

又部品をアメリカオーダーしないとですね。

ベルトテンショナー外しました。

エアコンコンプレッサーホース、配線外してエアコンコンプレッサー本体を外して、

知恵の輪状態ですが車両からエアコンコンプレッサー抜き取ります。

エアコンコンプレッサー同じ物か確認したら外した順番の逆に戻していきます。

エアコンホースの接合部は綺麗にして取付ます。

元に戻ったら、

エアコン真空引きしながら、

オーナー様に言われたエンジンオイル交換します。

エンジンオイルドレインボルトガスケット交換して取付。

エンジンオイル量は4Lです。

他の油脂類も点検確認。

真空引き終わったのでエアコンガス充填します。

規定値は７５０gなので、

今回は3本６００gにします。エアコンガスは入れすぎると圧力が上がり過ぎる時が有ります。

いい感じですね、

エアコンスイッチ側もOK。

テストランして大丈夫なのでオーナー様に納車します。

今回はクレーム対応処理で無料ですが又同じ現象が起きたらエアコンユニット本体とかが不良だと思いますので有料になりますね。


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