涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

久しぶりに「551蓬莱の豚まん」

2018-06-24 19:00:00 | 食事

いつもはなんばウォークを歩いて近鉄大阪難波駅へ向かうのですが、
今日は久しぶりに551蓬莱の豚まんを買って帰ろうと思ったので、黒門市場から千日前を通って向かいます。

 

難波センター街へ足を踏み入れて真っ先に目に付くのは、
小説「夫婦善哉」で有名な織田作之助が通ったと言われる「自由軒」です。

ミナミで有名な立体看板。
金龍さんは、御堂筋沿い、道頓堀沿いにも店舗がありますね。

生地のとらや。
ブックカバーや鞄、座布団カバー、コースター、ランチョンマットなどを作る時の生地は、
ほとんどここか、ユザワヤさんで購入です。

はい、551蓬莱本店に到着です。
今日も相変わらず長蛇の列です。

そのすぐ北に「豚まんの蓬莱」があります。
でも551蓬莱と違って行列はありません。

いえまずいのではないのです。
551に比べるとインパクトがないってだけで、その皮はかなりフワフワ。
でもその中にジューシーな具。
好みの差ですね。

戎橋筋商店街を少し北に昇って、地下へ入ります。

ふと気づく。
5時半というのに、昼食を食べていない!

ってことで「古潭」さんで冷やし中華。でもメニューには「冷麺」。

大阪だと冷麺っていうのかなぁ。
よく考えると母校の大学の生協食堂である北部食堂でも冷やし中華を冷麺って言っていたっけ。

近鉄大阪難波駅へ向かう階段の壁に、夏休み文楽特別公演の大きなポスター。

近鉄電車の中から平城宮跡大極殿。
その手前に金属の足場のようなものと、大きなクレーン。
何か建造するのでしょうか?

さて夕食は買ってきた豚まんです。

いつもは小袋に入れられた練り辛子だけを袋に入れてくれるのですが、

夏だからとポン酢の小袋も入れてくれました。

では蒸し器で蒸していただきます。

慣れているせいで、やっぱり練り辛子ですね。

そうそう、大阪メトロの地下道でもう終わった公演のちらし。


文楽若手会

2018-06-24 17:00:00 | 文楽

 今日は午後1時開演「文楽若手会」。

国立文楽劇場、そして東京の国立劇場小劇場でそれぞれ2日間開催されます。

文楽は歌舞伎と違って、基本世襲ではありません。
気に入った師匠の下に弟子入りして名跡を継ぎます。
ただ、最近は世襲の人もいらっしゃいますね。

最近では国立劇場として研修生を受け入れて修行させています。

その若手たち(といってもそこそこの年齢の人も多いですが)の発表の場所となります。

部屋を12時に出ると劇場に13時までには着くことができます。

日本橋(にっぽんばし)駅を降りてすぐに国立文楽劇場。

二階の劇場ロビーではプログラムが無料配布されています。

記録用なのか、放送用なのか、カメラが入っています。

演目は「万才」、「絵本太功記」夕顔棚の段・尼ヶ崎の段、「傾城恋飛脚」新口村の段

「絵本太功記」は「社会人のための文楽入門」でも出ましたね。


「夕顔棚」

   義太夫  三味線
社会人の~ 竹本小住太夫 鶴澤清丈
若手会 豊竹亘太夫 鶴澤清公


「尼ヶ崎」

         前          後
   義太夫  三味線  義太夫  三味線
社会人の~ 竹本小住太夫 鶴澤清丈 竹本織太夫 野澤錦糸
若手会 豊竹希太夫 鶴澤友之助 豊竹靖太夫 鶴澤寛太郎

人形は

  社会人の~ 若手会
母さつき 桐竹勘十郎 桐竹紋臣
妻操 吉田文昇 吉田簑紫郎
嫁初菊 桐竹紋臣 吉田玉誉
真柴久吉 吉田勘市 吉田蓑太郎
武智光秀 吉田玉佳 吉田玉勢
武智十次郎 吉田簑紫郎 桐竹紋臣
加藤正清 吉田玉路 吉田蓑之

そして「傾城恋飛脚」
原作はもちろん近松門左衛門の「冥途の飛脚」ですね。
そして紀海音の「傾城三度笠」とに基づいて、菅専助、若竹笛躬の合作で上演された演目です。
それをさらに歌舞伎に脚色したのが「恋飛脚大和往来」です。

「冥途の飛脚」では新口村の段は雨の中なのですが、「傾城恋飛脚」も「恋飛脚大和往来」も雪の中です。

「冥途~」の有名な名文「…借駕籠に日を送り、奈良の旅籠屋三輪の茶屋、五日三日夜を明かし、二十日余りに四十両使い果して二歩残る」は地の部分なのですが、「傾城~」では梅川の台詞になっています。

こんなことを、原作を読み比べると面白いですね。

同じ「絵本太功記」がこう短い間隔で出るとつい比べてしまいますが、
将来を担う若手には期待しています。

桐竹勘十郎さんはお弟子さん桐竹勘昇、勘次郎、勘介さん、そして御子息の吉田蓑太郎さん(吉田蓑助さんの門下)が出演しているせいか、休憩時間、終演時にロビーで挨拶をされていました。

外に出ると「文楽素浄瑠璃の会」の案内。
どこを探してもちらしが有りませんでした。
でも土曜日の午後1時開演には間に合いませんね。

で、ゲットしたちらし。

若手素浄瑠璃の会。

 

義太夫節研鑽会。これも素浄瑠璃です。
7/1、すでに予定が入っているのでこれも無理ですね。

 

何故か地下鉄の通路にもう終わった公演のちらし。