涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

大阪で古本買ってきました

2019-10-06 21:47:04 | ショッピング

今は関東に住む、昔の友人が今実家の用事で大阪に帰ってきており、

久しぶりに会わない?とLineのメッセージがあって、昼から会いに大阪まで。

積もる話を喫茶店でしていると、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

で、古本屋にブラっと寄ってみると西鶴の「好色五人女」が50円。

五人の女性の恋愛の物語です。

 ・姿姫路清十郎物語(お夏清十郎) 人形浄瑠璃や歌舞伎でも取り上げられた話です。
【人形浄瑠璃】
「五十年忌歌念仏」
  宝永4年(1707年)頃大坂竹本座初演・近松門左衛門作

「極彩色娘扇」
  宝暦10年(1760年)大坂竹本座初演・近松半二等作
  「五十年忌歌念仏」の情を入れし樽屋物かたり改作。

【歌舞伎】
「常磐津舞踊劇 お夏狂乱」
   大正3年(1914年)帝国劇場初演・坪内逍遥(つぼうちしょうよう)作


情を入れし樽屋物かたり(樽屋おせん)
浪曲に「樽屋おせん」として取り上げられていますね。


・中段に見る暦屋物語(おさん茂兵衛)
近松門左衛門の「大経師昔暦」として取り上げられた題材ですね。


恋草からげし八百屋物語(八百屋お七)
これまた人形浄瑠璃や歌舞伎でもしばしば取りあげられています。
「伊達娘恋緋鹿子」の櫓のお七が有名ですね。
松竹梅湯島掛額」もたまに舞台にかかりますね。「お土砂」が有名ですね。


恋の山源五兵衛物語(おまん源五兵衛)
これもこの話を題材にした歌舞伎がありますね。
近松門左衛門の「薩摩歌」
並木五瓶の「五大力恋緘」
鶴屋南北の「盟三五大切」
など

 

もう一つは丸谷才一氏による「忠臣蔵とは何か」

なぜ忠臣蔵は人気があるのか。『たった一人の反乱』の作者があのたった47人の反乱の謎を解明し、
忠臣蔵論のパラダイムを変革した、文芸評論の名作。

表紙が勝川春章の浮世絵、初代中村仲蔵の斧定九郎。

今読んでいる本を早く読み終えて、早く読みたい!