京都の池坊短大の「こころホール」で「和のこころ糸にのせて」という、あおぞら銀行が企画したイベントがあります。
そのため大阪から京都まで移動しました。
烏丸駅から地上に出ると、ハナミズキの紅葉。
四条烏丸交差点から東を。
交差点の南北に都市銀行。
ちょっと探索。
たばこ屋の看板。
路地奥にラーメン屋。
帰りに食べて帰ろう。
「月鉾」保存会なんてのがありました。
六年も大学時代を京都で過ごしたのに、祇園祭、1度しか見なかったなぁ・・・
さて、開場時間となったので池坊短大へ。
道をへだてたところにあおぞら銀行。
池坊短大。
長唄の今藤政之助氏のプロデュースで、落語家の桂吉坊さんが案内役を務めます。
桂吉坊さんが文楽に詳しい理由は、上方言葉を学ぶために師匠の米朝さんから文楽を観るようにといわれたからだとか。
長唄の三味線と文楽の三味線の違い(楽器、演奏者)、
長唄の歌い手と、文楽の義太夫の違い、
衣装の違いなど、いろいろな新しい発見があり、
また文楽の技芸員の芸名のいわれなど、なかなかおもしろかったですね。
長唄は歌舞伎の演奏でしばしば観ていますし、文楽は大好きですので、楽しめました。
会場は満席で、自分が会場に入ったところ座るところを探すと、たまたま偶然に前から2番目の席が1つだけ空いていて。
咲甫太夫の解説を間近に観ることができました。
殆どが年輩の人たちでした。
隣の老夫婦は、文楽を観たことが無かったようです。
「兄ちゃん(自分のことです)、若いのに文楽に興味がありますの?」
「はい、毎公演行っています。」
「どうやって行くの?」
「友の会に入っているので、ネットで買って。奈良からだと近鉄で乗り換えなしですから。」
「奈良から来はったん?」
「太棹の音って凄いんやねえ。義太夫の人が何言うているのかわかりはるん?」
「上方言葉だし、舞台の上に台詞が投影されるのでほとんどわかりますよ。」
そんな話を休憩中にしました。
緞帳。さすが池坊。
終演後、例のラーメン屋に行ってみたけど、午後休み中で断念。
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