先月と同じく、歌舞伎座へ。
今月は「吉例顔見世大歌舞伎」です。
地下の木挽町広場。
大きな提灯とクリスマスツリーがお出迎えです。
劇場前に酒樽が積まれています。
芝居絵が劇場の正面に。
夜の部は、
一、仮名手本忠臣蔵
五段目 山崎街道鉄砲渡しの場、山崎街道二つ玉の場。
六段目 与市兵衛内内勘平腹切の場
勘平を片岡仁左衛門、お軽を片岡孝太郎、斧定九郎を松本染五郎、一文字お才を片岡秀太郎
おかやを上村吉弥、源六を片岡松之助
台詞が上方言葉だったのですが、六段目で勘平が濡れた服を着替えて紋服に着替えました。菊五郎風ですね。
そうそう、斧定九郎も文楽とは全く違っていますね。
二、恋飛脚大和往来
新口村
忠兵衛を坂田藤十郎、梅側を中村扇雀、孫右衛門を中村歌六。
これも文楽では雨の中で話が進むのですが、歌舞伎では雪の中で進行しますね。
三、元禄忠臣蔵
大石最後の日
実はこういう新作歌舞伎はちょっと苦手。
確か6年前のさよなら歌舞伎座で昼夜通しがあって、もしかして通しでみると違うかもと観に行きましたが、あきませんでした。
その時に出演していた市川団十郎、中村芝翫、中村富十郎らは今はもう亡く、
片岡我當も病気のせいで最近出演されませんね。
最後に我當さんの姿を拝見したのは、去年の夏の松竹座での、中村雀右衛門襲名興行。
口上にだけ出られたのですが、その呂律の回ら無さに衝撃を受けたことを今も覚えております。
歌右衛門襲名を目の前にして脳出血で未だに休演中の中村福助、
20年ほど前に脳梗塞で未だ休演中の澤村藤十郎、
これからますます座組が大変になりそうですね。
芝居が跳ねたのはもう午後9時15分くらい。
宝町にホテルを取ったので、ブラブラ歩いてゆきます。
途中にヴェローチェがあったので、カフェラテを。
15分程で到着です。
シャワーを浴びたらそのまま眠ってしまいました。
夜中三時頃に明るさに目が覚め、つけっぱなしの灯りを消すとまたすぐに寝入ってしまいました。
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