今日は朝は肌寒いほど。
そして日中はカラッとした晴天。
天高く馬肥ゆる秋です。
仕事から帰ってきて空を見上げると、澄み切った空に月が輝いています。
さて、夕刊を広げると、今日も「ラファエル前派の軌跡展」の記事。
今夜も本棚の整理をしていて、またまた購入したままの新書を発見です。
「兼好法師 徒然草に記されなかった真実」
兼好は鎌倉時代後期に京都・吉田神社の神職である卜部家に生まれた。六位蔵人・左兵衛佐となり朝廷に仕えた後、出家して「徒然草」を著すー。
この、現在広く知られる彼の出自や経歴は、兼好没後に捏造されたものである。
著者は同時代史料をつぶさに調べ、鎌倉、京都、伊勢に残る足跡を辿りながら、「徒然草」の再解釈を試みる。
無位無官のまま、自らの才知で中世社会を渡り歩いた「都市の隠者」の正体を明らかにする。
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