原田慶太楼指揮NHK交響楽団演奏会2
19:00-21:10 NHK-FM
バーンスタイン:ミュージカル「オン・ザ・タウン」から3つのダンス・エピソード
ウォーカー:弦楽のための叙情詩
ピアソラ:ブエノスアイレス変奏曲「タンガーソ」
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
コープランド:バレエ組曲「アパラチアの春」
マルケス:ダンソン第2番
原田慶太楼指揮NHK交響楽団
2020年11月25日 赤坂、サントリーホールから生中継
アメリカンプログラム。
アメリカの音楽、音楽家つながりのプログラム。
いくつものテーマがあって。それのつながりの中で
音楽を体験するようなプログラムになっている。
「踊り」「男女」「愛」「パッション」をテーマとしたサントリーホール公演
確かに、ご自身エネルギッシュ。
音楽表現にある、男・女 愛 。
バーンスタインの曲は、クラリネットのソロが聴きごたえあった。
JAZZを意識したバーンスタインの指向を良く再現しているのでは
ないかと思う。裏拍に意識を置くJAZZにクラシックの演奏家は
どう向き合うのか。そのあたりは難しいところ。体が覚えるまで
取り組めるか。そのあたりは、音楽の違いで、体にしみこんでいるものが
違うところに着目して、メッセ―ジ送る原田さんの見識は凄い。
前半ウォーカーの「弦楽のための叙情詩」がなかなか良かった。
バーバーとは違う。悲壮感はなく、癒し。
ピアソラの曲は、難しいらしいが、うまくまとめたのではないか。
リベルタンゴだけでないのだ。
後半、コープランドではアメリカの曲の中で、メジャーなものかもしれない。
伝統的なアメリカのクラシック音楽の様な感じ。ライトで、わかり易いような。
その中にもストーリーがあり、それをどう伝えるのか伝えて表現できるのか。
指揮者の仕事は見えない部分でも忙しい。聴いていると、日本でなく、
アメリカの心象風景が浮かぶ。ただものではない。ワクワクする。
マルケス:ダンソン第2番
リズムを意識した曲。
ダンスを意識し、きっと拍数にも心砕いているのだろう。
ラテンの血が騒ぐような、情熱を掻き立てるようなイメージが流れる。
ラテンバンドの様なイメージを作りながらも、仕上がりはオーケストラ音楽。
ある意味上質になりすぎないところがポイントなのだろうけれど、
それも、考慮のうちなのかもしれない。終演後は、ブラボーも。
ドイツ系音楽中心だったN響も時間かけて変わってきた経過がある。
このように、新しい血を経験することで、変わることもいとわない
そんな、ことになっていくと面白くなるのかも。
原田慶太楼 ツイッター
https://twitter.com/khconductor
N響の2回のコンサートに至るまでの、コメントが面白い。
エネルギッシュなタクト。練習場面も動画にあるので、ご覧
いただくとわかりやすい。これなら奏者も引き込まれるわ・・・。
19:00-21:10 NHK-FM
バーンスタイン:ミュージカル「オン・ザ・タウン」から3つのダンス・エピソード
ウォーカー:弦楽のための叙情詩
ピアソラ:ブエノスアイレス変奏曲「タンガーソ」
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
コープランド:バレエ組曲「アパラチアの春」
マルケス:ダンソン第2番
原田慶太楼指揮NHK交響楽団
2020年11月25日 赤坂、サントリーホールから生中継
アメリカンプログラム。
アメリカの音楽、音楽家つながりのプログラム。
いくつものテーマがあって。それのつながりの中で
音楽を体験するようなプログラムになっている。
「踊り」「男女」「愛」「パッション」をテーマとしたサントリーホール公演
確かに、ご自身エネルギッシュ。
音楽表現にある、男・女 愛 。
バーンスタインの曲は、クラリネットのソロが聴きごたえあった。
JAZZを意識したバーンスタインの指向を良く再現しているのでは
ないかと思う。裏拍に意識を置くJAZZにクラシックの演奏家は
どう向き合うのか。そのあたりは難しいところ。体が覚えるまで
取り組めるか。そのあたりは、音楽の違いで、体にしみこんでいるものが
違うところに着目して、メッセ―ジ送る原田さんの見識は凄い。
前半ウォーカーの「弦楽のための叙情詩」がなかなか良かった。
バーバーとは違う。悲壮感はなく、癒し。
ピアソラの曲は、難しいらしいが、うまくまとめたのではないか。
リベルタンゴだけでないのだ。
後半、コープランドではアメリカの曲の中で、メジャーなものかもしれない。
伝統的なアメリカのクラシック音楽の様な感じ。ライトで、わかり易いような。
その中にもストーリーがあり、それをどう伝えるのか伝えて表現できるのか。
指揮者の仕事は見えない部分でも忙しい。聴いていると、日本でなく、
アメリカの心象風景が浮かぶ。ただものではない。ワクワクする。
マルケス:ダンソン第2番
リズムを意識した曲。
ダンスを意識し、きっと拍数にも心砕いているのだろう。
ラテンの血が騒ぐような、情熱を掻き立てるようなイメージが流れる。
ラテンバンドの様なイメージを作りながらも、仕上がりはオーケストラ音楽。
ある意味上質になりすぎないところがポイントなのだろうけれど、
それも、考慮のうちなのかもしれない。終演後は、ブラボーも。
ドイツ系音楽中心だったN響も時間かけて変わってきた経過がある。
このように、新しい血を経験することで、変わることもいとわない
そんな、ことになっていくと面白くなるのかも。
原田慶太楼 ツイッター
https://twitter.com/khconductor
N響の2回のコンサートに至るまでの、コメントが面白い。
エネルギッシュなタクト。練習場面も動画にあるので、ご覧
いただくとわかりやすい。これなら奏者も引き込まれるわ・・・。