MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

1年に1冊。

2018-11-30 07:36:22 | 音楽夜話(クラシック)
1年に1冊。

「ショパンの事件簿」という作品が
ビック・コミック増刊号に載っている。

今回のビックコミックの紙面になぜか登場していた。
音楽、特にレコード音楽というものをベースにそこから派生した
ストーリーを膨らませて作品にしている。すべて読み切りで
単行本1冊6編入れて年に1冊、秋ごろに発行される。
2015年位から書かれている。

引用開始 内容紹介

ダウンロードでいとも簡単に音楽が聴ける時代。アナログ盤で
音楽を聴くという行為に取り憑かれた者たちがいる。
奏初範(かなではつのり)が経営する奏音楽堂は、寺町・谷中に
あってアナログ盤を愛する者たちにとって夢のような場所である。
アナログ盤にはそれを愛聴してきた人の思いがつまっている。
アナログ盤にはドラマがあるのだ。表題「禁じられたBGM」
ほか6編を収録。新感覚音楽ミステリーです。引用終了。

「新感覚音楽ミステリーです。」このキャッチコピーは
いい得て妙ですね。
軽く読めるし、ネタの信ぴょう性もあるし、原作者は
結構取材したのではないかな。良く知ってるなぁという
感じの所もあるし、扱うジャンルもレコードで出たものだから
幅広い。ミステリーなので、殺人も扱うし怨恨だの、暗くなるところ
もあるけれど、流れる音楽が救いになることもある。

レコード・オーディオマニアの心をくすぐるネタもあるし。
そのところはよく、考えられている。

単行本で4冊。ビックコミック増刊号で連載中。
「ショパンの事件簿」原作・北原雅紀 作画・あおきてつお(小学館)
1年に1冊は有る意味まちどうしいかな。続いてるのはすごいけど。

JAZZ COFFEE JBLSOUND

2018-11-27 09:04:23 | 音楽が流れる喫茶&BAR
JAZZ COFFEE JBLSOUND

というボードが店頭に出ていたら、行かねばなるまい(笑)。

今回の伊豆行きで、naviに入れたはずの宿の住所につかず、
うろうろしてた時になっつがたまたま見つけた。

宿に近かったその店は宿のチェックイン後行ってみた。
店のドアに立つと奥さんがドアを開けてくださる。
スリッパに履き替えて店内へ。山下達郎のコンサートポスターが
額に入れられて飾られている。
そのオーディオ・ルームは天井が高く、ゆっくりと4枚バネの扇風機が
回っている。8人がけの大きな長テーブル一つ。2人がけの窓に向いたテーブルが2つ。
ある程度部屋の容積はあるもののゆったりしている。

先客がいたが世間は狭い、自分と同じ県のナンバーだった。
後からバイク乗りの2人づれの男性がいた。
この手の店は、奥さんと旦那さんで営まれていることが多い。

珈琲豆・器・スィーツ。結構なこだわりがある。いいことだと思う。
いい環境とこだわりの1品をいただきながら聴くのもある意味非日常では
必要なのではないかと思ったりする。環境は出来上がっている。
今日は何を聴かせていただけるのか。

JBLSOUND。自分の座った後ろにレコードラックがあった。
JAZZだけでなく、ロックのレコードもあった。
オーナーはジャケ買い中心にレコードを集めていたと話してくれた。
名盤もあると思うが、オーナーはヴィジュアル的に良いと思った
30センチ四方のジャケット芸術に魅せられた一人だった。

機材もカウンター内に高級オーディオが設置されていた。
JBLスピーカーシステムは3wayで、大型ウーファー、
スコーカ―・ツィ―ターの組み合わせの様だ。

ソロピアノ~ピアノトリオ~ヴォーカルもの~サックスを中心としたカルテット。
レコードと、CDをとりまぜて流していた。
オーナーと少し話をすることが出来た。たぶん趣味の一環としてこのような店を
持たれたのではないかという感じ。別荘地のセカンドライフで、この先何年
続けられるかというのはあるものの、ある意味悠々自適の生活かもしれない。
「ここで良かったらまたおいでください」とはなされた。

ネットに上げていないので、口コミと偶然見つけたからというような出会いで、
行くことになるような店。そんな隠れ家のような店だった。

退店後、ほっぺたをつねってみた。痛かった。夢ではなさそう(笑)。

izu に行く

2018-11-25 21:07:32 | ウエルシュ・コーギー・ペンブローク・オス12歳を飼っていました。
すばるを連れて泊まりに行く。
車にケージを積んで、その中に入れて移動。
小さい時からその移動方法は定着しているので、
落ち着いて乗り込む。
午前中に出発。小田原-厚木道路から、135旧道に入り
現地をめざす。
なんだか、距離はそうでもないけど海沿いの道はくねくねして
気を使う。
伊東を過ぎて、バリの雑貨飲食物を扱うみせ、「ウブド」という店に
寄って昼食。現地の焼きそばミーゴレンを注文。なっつ(妻)も同様、
飲み物は違っているが、バナナの天ぷらを注文。アイスクリームをつけて
食べたりする。甘くてこれも美味しい。
すばるは床に座って食事場面に同行している。お店の人にお水をもらう。
時折、お客さんの子供が「ワンちゃん」と声かけに来て、あわよくば
触ろうとしている。それはいいのだが、危ないこともあるので、ガード
してしまった。親御さんの手前もあるので、犬についてわかっていないし、
また、犬種の個体差もあるので、遠巻きに見ている程度でいい場合もある。

食事を終えて、かんたんなドッグランにいく。グランバル公園のランに行くが、
小型犬が主で時折柴犬位の犬がいた。うちのも遊びたがっていたが、小型犬の
場合、しつこくしたりして嫌がられることも多く、うまく遊べない。
時間があればそれでもこなれてくるが、イマイチかな。
今日は、ベルマーレ対浦和レッズの試合がある。ニッポン放送でラジオ中継している。
前半20分。元レッズの梅崎選手が、ゴールを決めた。1:0。前半これで終了。
後半は11分菊池のシュートで2点目。浦和は、流石、後半32分興梠選手がゴールを決め、
2:1としたが、その後が続かず。ベルマーレの勝利となる。今回はレッズにも負傷者など
いて、フルメンバーではなかった。これがフルだったら勝てないだろう。

しかしながら、まだ、今年度の残留は決まっていない。最終戦の結果と他のチームの出来による。
再終戦名古屋に勝てれば、まず大丈夫か。引き分けだと、他のチームの結果による。
まだまだ終わっていない。

長崎と柏は降格決定。横浜Fマリノス・ジュビロ磐田・湘南ベルマーレ・サガン鳥栖・名古屋グランパス
の中から、1チームが最終戦の結果で降格。

すばるはある程度運動させて引き上げる。本日の宿に向かう。naviにいれていくも道を見失ったりして、
遠回りした。その時になっつが、「JAZZ」というボードを見つけた。なにかその店のボードが
出ていて、JAZZ COFFEE JBLSOUNDとくれば・・・。行くしかないだろう。
宿に近かったので、投宿してから出向いてみることにした。(別記事)。

ワンちゃんと同宿できる宿、レストランも同行できる。10年前はなかなかなかった。
エントランスの所で宿帳を書き、部屋に案内してもらう。
廊下はカーペットだが、犬が粗相をしても処理しやすいものになっている。
部屋もそういう意味では処理しやすい状態になっていて、板張りになっている。
家はケージをもっていってそれに入れて室内では過ごすことにしている。
その方がおちついて過ごせている。

食事の時間になる。家から持参したフードを食べたが、宿の方で、サービスで
1品ボールに入った犬ご飯が出る。今回はマグロ系のご飯にした。
すばるにとってはラッキー!なプレゼントだった。

レストランはワンちゃん同行可だが、マナーを守れないと無理、うちはまだ
自信がないので、部屋にケージでお留守番。
人はコース料理だったが、美味しいものだった。
部屋に帰って入浴タイム。3-4種のエッセンスが入った温泉。
伊豆は色々な泉質の温泉がある。疲れをいやすにはいいかもしれない。入浴後は
久々テレビを見ながら寝てしまう。

25日。
日の出前に覚醒。すばるのトイレをしなくてはという事で、明けてから散歩に
出る。朝方は寒いのだが、歩いたので、そこそこ汗かいた。すばるもハーハ―
いいながら良く歩いた。トイレを済ませ、帰ってきて、朝食・水分ととる。
人はパン食のモーニング、サラダ・オムレツ・スープ・ヨーグルト、飲み物。
上質のものだった。パンも焼き立てだし。おかわりでなかったのは残念。

1階の部屋はベランダから庭のドッグランに出られる。出してトイレを済ませておく。
11時にチェックOUT。伊豆高原駅近くのテディーベアミュージアムに向かったが、
駐車場が一杯で、なっつが行かなくていい言うので、すばるのドッグランに向かう。
山をランに仕立てたところを使う。いやでも動かないと帰れないので、良く動いた。
坂が多いので、負荷もかかる。ここでも、小型犬ばかりだったので、犬遊びはできなかった。
その分、一人で良く動いた。早めに上がることを考えていた。

伊東駅の近くに「タチ」というカフェがある。ここは、パテシエンヌの奥様と、オーナーの
旦那さんのコンビによる、なかなかなカフェだ。なっつが見つけてきたのだが、店の前の
道が狭くて、車1台はいるのが精いっぱい。駐車場は3台あるが、軽か小型でないと無理かも。
今日はここでは、バナナミルフィーユ(バナナ+パイ生地+アイスクリーム)とコーヒーを
セットでいただく。何回か食べてるがはずれはない。なっつ同じものを(飲み物は違う)。

ひと休憩して帰路につく。途中で小腹がすいたので、熱海を過ぎて湯河原に入ったところで、
「にこり食堂」に寄る。15時を過ぎてて、私は焼きめしに餃子。なっつは、チャーシュー
わんたん麺だったと思う。相変わらず美味しい。
海岸道路は行楽渋滞。なかなか進まない。距離ないのに、時間ばかりかかる。疲れる~。
温泉は行っても、帰りにつかれては・・・。
19時前に着。今日はこのまま寝るしかない(笑)。明日仕事だし。
二日で走行距離、220km

アジアン・オールド・バザールIZU(ウブド)
http://www.ubudizu.com/


CAFE TATI
http://cafetati.sakura.ne.jp/
食べログ
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22001987/

ポール・サイモン ギター・スタイル

2018-11-19 13:00:15 | アコースティック・ギター・トリップ
(米)アコースティック・ギター誌(ヴィデオレッスン)ヴィデオレッスン
インサイド・ポールサイモンズ、アトモスピアリック・アコースティック
ギター・スタイル

http://acousticguitar.com/video-lesson-inside-paul-simons-atmospheric-acoustic-guitar-style/

2019年1月号。ポール・サイモンのギター演奏スタイルを垣間見る特集。
彼の演奏スタイルを分析して、提示してみる。
フルコピーしているわけでもないし、コアなコピーキャッツには?と
思われるところもあるかもしれないけど、そこは雑誌なので、
置いておくことに。

1977年のポール・サイモン・スペシャルもなかなかな番組でした。
ギター三本持ち(衣装などの別荷物はなかったが)。するんですね。
・ヤマハ(黒)・ギルド(アラゴン)・ナイロン弦。


バッハ フランス組曲

2018-11-19 11:34:01 | 音楽夜話(クラシック)
バッハ フランス組曲

バッハを聴いてくると、この様な舞曲の組曲を聴く時が来て、
イギリス組曲とフランス組曲が対になって聴く時期が来たりします。

鍵盤曲も多い中、ピアノで演奏されたもの、チェンバロ
(ハープシコード)で弾かれたもの、色々あります。

イギリス組曲とフランス組曲を聴いた感じでは、
個人的にはフランス組曲に軍配が上がります。
作品の出来はたぶん両方とも完璧なのでしょうが、音楽の聞こえ方が
フランス組曲の方が、聴きとりやすいというか、わかりやすい感じが
しています。これは個人的な好き嫌いの範疇なので、作品の優劣では
ありません。

古い廉価版のアルバムで聴いていたことがあって、なんか典雅な演奏で
寝てしまう事もありました。

引用開始
「伝統的に、《フランス組曲》は、《イギリス組曲》と対になっていると
考えられていた。
《イギリス組曲》とは、バッハが《フランス組曲》よりも前に作曲していた
別の未出版の曲集である。「フランス」は、前奏曲がない点でも、また規模が
小さい点でも、「イギリス」から区別される。様式的には「フランス」は、
この2つのうちでより魅力的で優雅なほうである。すなわち、「フランス」は、
対位法を使うことを避け、カンタービレな(歌うような)旋律や、響きがよく
きこえる慣用語法的な鍵盤楽器のテクスチュアといったようなギャラントな
要素を開拓することに、より明確に焦点をおくという傾向がある。
《フランス組曲》の性格について論じるとき、その起源から切り離して考える
ことはできない。というのは、この《フランス組曲》は、音楽を才のある
バッハの若い妻、アンナ・マグダレーナ・バッハ(旧姓ヴィルケ、1701-60)への
結婚プレゼントのようなものだったからである。」引用終了。
富田庸2003HP

今日は、フランス組曲の5番を聴いています。
アルバムはキース・ジャレットのECM盤です。

5番は有名曲で色々使われていたりもしますが、
ト長調という調性がオープンな感じもします。
キャッチーな旋律も耳覚えがイイです。

キースはジャズピアニストとしてデビューしていますが、
幼少の頃はクラシックも学んでいて、素養もあった様です。
クラシック曲を弾いていると、手癖が無くなって、ジャズ
ばかり弾いている何かが払しょくされていいというような
ことを聞いたことがありました。
彼はバッハのアルバムを何枚か出していますが、その録音に
使われたのは、日本製の楽器を購入して録音に使ったということでした。

日本国内にも当時のモデルを研究し、現在作れる技術を持って
製作されたものが、プロミュージシャンの耳を納得させ、
なおかつ、録音でも定評のあるECMレーベルを通じて世界に
発信された。

なんかすごいことだなと思う。

ドイツの古典を、アメリカのミュージシャンが日本製の楽器を
使って演奏する。音楽に国境はないかも。
この録音、トロッとしていい感じの録音です。
ジャレットも弾きすぎないというか、なんか間を持って弾いている感じで
JAZZ演奏の彼とはまた違う世界が見られていいですね。

フランス組曲 (バッハ)(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%B5%84%E6%9B%B2_(%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F)

富田 庸解説(フランス組曲)
http://www.music.qub.ac.uk/tomita/essay/FrSuites-j.html

高橋辰郎(チェンバロ製作家)
http://www.cembalo.jp/index.html