MOBU'S MUSIC MAZE

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JAZZ さくら 鈴木央紹(すずき ひさつぐ) (ts、ss)

2024-06-30 20:36:59 | 音楽夜話(ジャズ)
630
JAZZ さくら 鈴木央紹(すずき ひさつぐ) (ts、ss)


流れていたのは、大野雄二傘下にいたときの、
大野さんのアレンジなど入れてもらっての
多分ファースト・アルバム。流れていた曲は
「Turn it up」というオリジナルだった。
サックスの音が心地よかった。そのうえアレンジも
効いていた。ts、ss両刀使い。今どきの
音なのかもしれないけれど、スムースジャズと
いえなくもないけど、耳に残った。現在は演奏活動と
大学での後進の指導に当たってもいるようだ。




Passage Of Day
https://www.youtube.com/watch?v=2pg_vYQvvrw&list=OLAK5uy_k-IBSSWxNnKdaWHLbQ7dvnNCS0TLra764&index=1



シルヴァン・ガサンソン指揮  メキシコ国立自治大学フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト・プロ 大ミサ 他

2024-06-30 20:33:09 | 音楽夜話(クラシック)
6月30日
11:00- 20.00- YouTube_Música UNAM
OFUNAM | Segunda temporada 2024 | Programa extraordinario Foco Austria


モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
同:ミサ曲第18番 ハ短調 K.427「大ミサ曲」


ダニエラ・リコ(ソプラノ)
ガブリエラ・ティエリー(メゾソプラノ)
リカルド・エストラーダ(テノール)
エドガー・ジル(バス)
Solistas Ensamble de Bellas Artes
シルヴァン・ガサンソン指揮メキシコ国立自治大学フィルハーモニー管弦楽団
2024年6月29日 メキシコシティ、メキシコ国立自治大学内ネツァワルコヨトル・ホールから生中継




レクイエムは聴くのに、大ミサはあまり聞かない。そういうことがある。
K546は一時期パイプオルガンのものを良く聴いた。
オケの編曲ものもあるのは知っていた。ストコフスキーあたりのものは
聴いたことがあった。久しぶりのK546。短調だけにちょっと独特感は
あるものの耳に残る。


肝心の大ミサは結構長く、未完成だったりするので、WIKIなど見ながら
聴いていた。今回のファーストのソプラノが結構実力派の様で聴かせる。
高い音も楽に表現できるある意味すごい人だった。
まだまだ聴きこみが必要な曲。




グローリアの第8部は迫力があった。
クレドの2部のソプラノ1は美しい曲調を披露。
サンクトゥス豪華
ベネディクトゥス、厚い合唱と四重唱。


イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) 鈴木優人指揮NHK交響楽団 ヴェーベルン・シェーンベルク・シューベルト

2024-06-30 07:51:31 | 音楽夜話(クラシック)


6・29


16:00-17:50 NHK-FM 第2015回定期公演


ヴェーベルン:パッサカリア op.1
シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲 op.36
ソリスト・アンコール 二コラ・マッティス(父)
ヴァイオリンのためのエア集第2巻「パッサッジョ・ロット」


バッハ(ヴェーベルン編):音楽の捧げもの BWV1069~6声のリチェルカーレ
シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D485


イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
鈴木優人指揮NHK交響楽団
2024年6月19日 赤坂、サントリーホール


ウェーベルンは放送的には3回目になる。
面白みの探し方がよくわからないという、
新ウィーン派。傑作と言われているものの、
その良さがわからない者であります。


シェーンベルクはお初です。イザベル・ファウストは、放送録音的には
何回も聴いており、バロックから現代曲までこなす才媛です。
この曲は自身のアルバムにもあり、2019年に録音されてリリースされています。
矢張り、メロディー・リズム・ハーモニーが曖昧模糊と流れてきて、どこに
焦点をおいていいのかわからないのだけれど、ファウストの演奏の
切れのいいこと、聴衆を引き込んでいく求心力があり、わからないけど
いいんじゃないかみたいなところがあり、曲自体には惹きこまれた。
彼女の演奏の発露が聞き取れた感があった。いいと思う。
アンコールは、メロディー・リズム・ハーモニーのわかる曲だったので、
ある意味解放された。




後半1曲目。
バッハ(ヴェーベルン編):音楽の捧げもの BWV1069~6声のリチェルカーレ
割と端正な演奏だったのではないかと思う。出てくる楽器一つ一つが大切に
音出してる感じで、それが最後にまとまってロングトーンで終演。
そういう編曲をしているのではないかと感じた。
この曲は、以前から何回もほかのもので聴いているけど、特段、変わった
それとは思えなかった。バッハの下敷きでのヴェーベルンだから、
それほど変な感じもしなかったのかな。


シューベルトの5番。明るく清楚にまとまっていたと思う。ロマン的なものは
ある意味うっすらとした感じで、何か鈴木氏のベースのようなものを感じさせた。
パパ鈴木が振ってももしかしたら同じような表現をとるのではと思いながら
遺伝子レベルでのつながりを感じる。もっとロマン的な濃いものを求める
方には物足りないかもしれないけれど、個人的にはこれでも十分かな。
もっと多様ないろいろな表現での5番を聴いた方がいいといわれてしまえば
それまでだけれど、時代が時代だけに、正解はないと思う。ブラヴォーも
飛んでいたので、いいと思う方とそうでない方がいたのだろうと思う。
ファンはいろいろだ。



ダニエル・ロザコヴィチ(ヴァイオリン) ティエリー・フィッシャー指揮サンパウロ交響楽団 ヴィラ・ロボス サン=サーンス ブラームス

2024-06-29 20:08:34 | 音楽夜話(クラシック)
6・29


08:30- 20.30- YouTube_Osesp — Orquestra Sinfônica do Estado de São Paulo
Concerto Digital: Thierry Fischer (regente) e Daniel Lozakovich (violino)


ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第1番
1. Introdução (embolada)
2. Prelúdio (modinha)
3. Fuga (conversa)
20 min




サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 op.61
1. Allegro non tropo
2. Andantino quasi allegretto
3. Molto moderato e maestoso. Allegro non troppo
29 min


ソリスト・アンコール イザイ:無伴奏バイオリンソナタ作品27-3 バラード


ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
1. Allegro non tropo
2. Andante moderato
3. Allegro giocoso
4. Allegro energico e passionato
39 min


ダニエル・ロザコヴィチ(ヴァイオリン)
ティエリー・フィッシャー指揮サンパウロ交響楽団
2024年6月28日 サンパウロ、サラ・サンパウロから生中継
SALA SÃO PAULO
Faça o download das notas de programa: https://bit.ly/ssp12-24-livreto
LIVE https://www.youtube.com/watch?v=YfCG3PH5HmA


YOUTUBEのLIVE動画からの試聴。
ブラジル風バッハ第一番は、ヴィラ・ロボスが(バッハの)対位法などの
技法を使って作曲した弦楽のための作品だった。ベルリン・フィルが
12人のソリストを使って以前録音していたが、今回の録画も基本8人の
奏者のためのものだけれど、それ以上ステージには配置されていた。
曲想はバッハを思い浮かべられるのはフーガのところくらいで、あとは
自由な発想で書かれているようだった。以前から何度か聞いたことは
あったものの、覚えていないから、新鮮に聞こえた。


サン=サーンスのVn協奏曲。熱のある感じの曲で、サン=サーンスの
作曲の技の多様さを聴く。やはり実力のある方だったのだ。管弦楽と
ソリストとの曲のバランスがいいというか、聞かせどころをわきまえている
というか。聴いていて飽きないところがすごい。ソリストは21世紀生まれ、
ストラディヴァリ2本持ちの方、曲によって使い分けているという。
スポンサーも半端ない。美音を響かせた。


後半ブラジル~フランスからドイツものを聴かせる。


ゆったりと始まり、たたずまいというか雰囲気がいい。落ち着いたブラームス。
終楽章のフルートソロも良かった。バランスのよいオケだと思う。
2020年ころからネットの中継でコンサートがかかるとなぜか聞いていた。
コロナ流行りの頃からだからだいぶたつ。その中ではいい録音の演奏だと思う。
2008年から2011年まで名古屋フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者だったことも
あるため、それで何となく記憶にあったのかと思う。
終演後、歓声と指笛が飛ぶ。ブラジルだなぁと思う。



フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン) スタニスラフ・コチャノフスキー指揮西部ドイツ放送交響楽団 ヴォーン=ウイリアムズ レスピーギ ムソルグスキー

2024-06-29 20:01:06 | 音楽夜話(クラシック)
6・28
03:04-05:30 20.04-22.30 WDR


ヴォーン=ウィリアムズ:トーマス・タリスの主題による幻想曲 十数分
レスピーギ:グレゴリオ聖歌風協奏曲 P.135  30分前後
ソリスト・アンコール シューベルト:「魔王」
バッハ:無伴奏バイオリン・パルティータ第一番ロ短調BWV1002 Ⅲ-a サラバンド
      
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
スタニスラフ・コチャノフスキー指揮西部ドイツ放送交響楽団
2204年6月28日 ケルン、フィルハーモニーから生中継6.29




作曲家は時折前時代的なところから発想を持ってきて創作するところがあり、
ヴォーン=ウイリアムズもエリザベス朝のファンタジーに似せられているとか。
優雅な感じはききとれるものの、エリザベス朝の何たるかを知らないので、
ある意味雰囲気だけで聴いているようなところがあるものの、
優雅でアンサンブルも良かったりする。
レスピーギも前時代的なところから素材を持ってきたりする。


この曲は「ヴァイオリンと管弦楽が合唱長と合唱団の役割を果たしている」WIKI。
そういう役割をイメージしてかかれたもののようだ。
歌うソロ・ヴァイオリンを盛り立てていくオーケストラ。なかなか聴かせる曲に
なっている。3楽章30分前後の作品。
1711年製のストラディヴァリウス"Lady Inchiquin"(wiki)。美音だった。
「天才少年出現」として評判になる10代から華々しい活動歴がある。(wiki)
シューベルトの「魔王」は中学の音楽の時間の鑑賞で聴いた。
Vn独奏編曲版は初めて聴いたけれど、超絶技巧満載の編曲でドキモをぬいた。
さすが、名のあるヴァイオリニストの演奏ではあるが、だれがどのような時に編曲
したのかわからないが、編曲者が誰だか調べてみよう。クレーメルもアルバムに残して
いるもののなんか聞いた感が違う。ツィメルマンオリジナル編曲ならレアな録音かも。
2曲目のバッハも趣のあるものだった。


イギリス~イタリアときて、最後はロシア。
この組曲は、一つ一つが独立していて、よく聞いてると
わりかしまとめるのが難しい感じになる。ただ鳴らせば
いいというものでないし、そっけなく進めると、なに
聴いたんだかわからない。バランスが大切に思う。
最後の方に行くと重くて腹に来るようなところもあるけれど、
慣れるとそれが癖になる。今日のは後者だった。
ムソルグスキーは昔から良く聴いていたひとり。