MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

1月14日生まれのジャズマン グラディー・テイト ケニー・ホイーラー   

2025-01-16 15:23:59 | 音楽夜話(ジャズ)
1月14日生まれのジャズマン グラディー・テイト ケニー・ホイーラー     






Born on this day, January 14th…  




Grady Tate (Vocals-Lead, Drums and Percussion) was born in Durham, North Carolina in 1932-2017 生誕 93周年 没後8年  


ドラマーとバリトン・ヴォイスを持つ歌手。普通に聴いてもうまいドラマーだと思う。何かのジャズ番組で曲を
聴いて、2足のわらじが許される人もいるんだと思った。


Threesome  Monty Alexander · Niels-Henning Ørsted Pedersen · Grady Tate 
https://www.youtube.com/watch?v=N8GkbG8k3eA&list=OLAK5uy_nnX7r0iXMQesBBUfGplzMDsmFTF-pQrmw&index=1




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Kenny Wheeler (Trumpet) was born in Toronto, Canada, 1930–2014. 生誕95周年   没後11年


トランペットの力量、高い作曲能力などを持ちJAZZに貢献した。
余り聴いたことはないけれど、演奏はかなりなものだった。
YOUTUBE動画でもその片鱗はうかがえる。


Kenny Wheeler Quintet - Mark Time (Budapest 1992)
https://www.youtube.com/watch?v=zU27KZiNOJU&t=30s



マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)山田和樹指揮バーミンガム市交響楽団 モーツァルトP協26番 ブルックナー9番

2025-01-16 15:22:07 | 音楽夜話(クラシック)
1・14
04:30-06:45 19.30-21.45 BBC3


モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」
ソリストアンコール:
バッハ・コラール前奏曲「主イエスキリストよ、我、汝に呼ばわる」BWV639
バッハ・無伴奏パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV.825 (前奏曲、アルマンド、クーランテ、サラバンド)


ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調


マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)山田和樹指揮バーミンガム市交響楽団
2024年12月12日 バーミンガム、シンフォニー・ホール




マルティン・ヘルムヒェン 1982年ドイツ生まれの43歳になるピアニスト。
彼のマネジメントのHPを見ると、レパートリーのカテゴリーがあって、
オファーが来たらすぐにステージにかけられるものとして挙げてある。
新人でなくベテランの域に入ってきているので、レパートリーもそこそこある。
有名曲でも彼のレパートリーでないものもある。チャイコフスキーの1番とか
グリークとか。他の方に任せればいいのでそれは問題ないのだろう。
26番。モーツァルトの旋律満載の楽曲。打弦のタイミングが絶妙で、表現的に
工夫しているところは細心の注意を払って弾ききっている様だ。
モーツァルトも12番から27番までレパートリーにある。
繊細さと大胆さを持ち合わせて、それを整合性を持たせている。オケと
指揮の山田氏もその辺を上手く取り入れて協奏しているところが聴き手を
引きこんでいる。


9番。山田氏のブルックナーデビューか、回数少ないながらも9番を
取り上げる意欲は買う。24‐25年度のプログラムにあった。
定期演奏会の様だ。


2023年4月からは首席指揮者兼アーティスティック
アドバイザーに就任されたバーミンガム市交響楽団。飛ぶ鳥落とすような
勢いのある活動、出世頭の一人だと思う。


なかなか丁寧に作り込んだ9番の様な感じがした。彼の指揮がこの楽団のスタイル
にあっているような感じ。日本人的なブルックナーというか、なんかわかるのだ。
そうそうこの感じみたいな。日本人の演奏する第9に似ている。いい悪いではなく
なんとなくはだあいがあうというか。その意味では楽団との肌合いがあうのかも
しれない。個人的には丁寧な好きなタイプの演奏かも。



ハルトムート・ヘンヒェン指揮ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団 シューマンP協 ブルックナー4番

2025-01-15 06:24:01 | 音楽夜話(クラシック)
1・14
04:00-06:30 20.00-22.30 NL_Radio4


シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」
デヤン・ラジッチ(ピアノ)
ハルトムート・ヘンヒェン指揮ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団
2025年1月12日 アムステルダム、コンセルトヘボウ




シューマンの協奏曲はゆったりとしたテンポで始まる。こういう演奏も
久々聴く。ゆったり彫琢するような感が支配する演奏。こういうのもありなんだな。


ブルックナーの4番。ハルトムート・ヘンヒェン(82歳ドイツ)は、10代のころから
その才能を開花し、オペラなどにも功績を残した。アルバム数も多く、もっと名が知れて
いてもいいと思うけれど、そうでないのが面白いところ。来日経験もあり。
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団は客演指揮者として関係を保っている様だ。
なにか、確固たるスタイルがあるようで、ドイツ系音楽を熟知している感もある。
年齢的には巨匠の域なのかもしれない。



1月13日生まれのジャズ・パーソン ジョー・パス メルバ・リストン

2025-01-15 04:50:49 | 音楽夜話(ジャズ)
1月13日生まれのジャズ・パーソン ジョー・パス メルバ・リストン




Born on this day, January 13th…


Joe Pass (Guitar) was born in New Brunswick, NJ, 1929–1994. 生誕96周年 没後31年


個人的にはバーチュオーゾ後のリスナーだったりするので、その前はフォー・ジャンゴ位しか
認識がない。もっと前のサナトリウムあたりのアルバムは少し聴いたことはあってもあまり
印象にない。やはりソロ・ギターの印象が強かった。パリのライブでピーターソンとの
DUOがある。当時、絶対リズムセクションが入ってるはずと言われたライブ盤だったけれど、
そういう事実もなく、2人の演奏だった。レコードで持っていたのだけれど、リイッシュー
もなく、CDになっているかもわからなかった。そのレコードもいつしか見当たらなくなってしまった。
そういうことはあまりないのだけれど、不思議な1枚。


https://www.youtube.com/watch?v=7uRxs3qD84A
Stella By Starlight (Live) · Oscar Peterson · Joe Pass
A La Salle Pleyel




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Melba Liston (Trombone, Arranger) was born in Kansas City, MO, 1926–1999.  生誕99周年 没後26年


前回もこのアルバムを聴いたようだ。メルバ・リストンという名は
このアルバムで知った様な物だった。女流とはいえ上手いトロンボニスト。
作編曲もするようだ。スライド・トロンボーンは音程を決めるのが
難しい。難なく決めている。プロだからというのは簡単だけれど、
プロにはプロの難しさはあるものだ。


Melba Liston & Her 'Bones
https://www.youtube.com/watch?v=pQaSJcZ8Hjw&list=OLAK5uy_m3YmYGf7DCB-no0Hq-iPF2kZzU48QUW3g&index=1



デニス・ラッセル・デイヴィス指揮中部ドイツ放送交響楽団および合唱団 ホルスト「惑星」

2025-01-15 04:47:37 | 音楽夜話(クラシック)
1・12
03:30-06:00 19.30-22.00 MDR-KLASSIK


ホルスト:組曲「惑星」 op.32
グラス:歌劇「旅」~プロローグ、間奏曲と第1幕のフィナーレ
森谷真理(ソプラノ)
ファルク・ホフマン Falk Hoffmann(テノール)
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮中部ドイツ放送交響楽団および合唱団
2025年1月12日 ライプツィヒ、ゲヴァントハウスから時差中継




より、「惑星」


火星 デイヴィスの現代曲を数こなしている指揮者の工夫が炸裂。こういう火星を聴いたのは
はじめて。メータ・ロスフィル以来の驚きか・・・。面白かった。


金星 アンサンブルをきれいに丁寧にまとめていて好感が持てた。


水星 水星らしいというか、何かイメージさせるものを持っているような演奏でよかった。


木星 標準的な演奏というか、特段大きくいじっているところはなさそうだけれど、民謡の部分は
割とあっさりと早めのテンポで歌っているところは珍しい。終わりに向かってテンポを落として
楔を打つところは大したものだと思う。


最近個人的ブームの土星はどうか。これはなかなか引き込まれた。面白い演奏だった。
天王星。これも引き込まれた。随分うまい。
海王星。これもコーラスが白眉。オケとの相性も良く集中していた。だんだん声が小さくなり聞こえなくなり
いつの間にか真空の世界になる。これもお見事。


彼はリンツ・ブルックナー管弦樂団で2001年にアルバム制作している。これも聴いてみたい。
一寸マニア向けの惑星かもしれないけれど、一般的なそれにちょっと食傷気味の方にはいいかもしれない。
デニス・ラッセル・デイヴィス。覚えておこう。会場は沸いている。