MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

サイモン・ラトル指揮 ロンドン交響楽団演奏会

2021-08-31 20:39:13 | 音楽夜話(クラシック)
8・31
01:30-03:30 19.30-21.30 RadioRomania Festivalul Internațional „George Enescu”
ジョルジュ・エネスク国際音楽祭2021 Festivalul Internațional George Enescu - LONDON SYMPHONY ORCHESTRA


アダメク Ondřej Adámek:あなたはどこに? Where are you?(世界初演)
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68「田園」
マグダレーナ・コジェナ(メゾソプラノ)
サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団
2021年8月30日 ブカレスト、宮殿内大ホール Sala Mare a Palatuluiから生中継


アダメク Ondřej Adámek:あなたはどこに? Where are you?
World Première, 06 March 2021, Philharmonie im Gasteig
https://www.youtube.com/watch?v=mt6Mu9RznDc


現代曲。1,979年生まれ、チェコの作曲家・指揮者。35分位の音響的な曲。
ラトルは近・現代曲も得意にしているとか。


後半はベートーヴェンの田園。なじみの旋律が出てきて安心できる。
前半が現代曲なだけに、この変化についていくのも大変だったりする。


ラトルの田園。ロンドン交響楽団音楽監督2017~バイエルン放送響(2023~)
ロンドン・フィルも対向配置なのでしょうか。いまいち定位がつかめなかったりします。
低音は向かって右の様な感じなのですが・・・。こんな時スコアがあって読めたら
ヒントもあるのにと思ったりしますが、勉強不足です。
でも、ただ聞いても伝わる歌っているいい感じの田園です。ラトル自体が万年青年の様な風貌で、
歳を感じさせないところもあるのかもしれませんが、ベルリン・フィルを辞してからの
活動というのも、次のステップに向いているのかもしれません。そんな流れで、
聴かせる田園を聴くことができ、3-5楽章の盛り上げもよかった。





ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2021-08-31 20:36:11 | 音楽夜話(クラシック)
8月29日
18:03-19:56 11.03-12.56 ORF Matinee
ザルツブルク音楽祭 Salzburger Festspiele 2021 - Wiener Philharmoniker · Blomstedt


オネゲル:交響曲第3番 H.186「典礼風」(1946) 251  3500
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.90
ヘルベルト・ブロムシュテット Herbert Blomstedt指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker
2021年8月29日 ザルツブルク、祝祭大劇場 Großes Festspielhausから生中継


「怒りの日」風雲急を告げ、心をかき乱す。この曲は、多分1~2度聴いて、好きな曲の箱に入ってしまった稀有な曲。
音楽が騒ぎ、引き込まれる。
「深き淵より」緩叙楽章の薄暗さ。明るさは見られない。薄明りで明るくなるのかある意味不安が残る。
旋律もアンサンブルも個人的には好きな部類。初めて聴いたとき、これは胸倉つかまれた。
「我らに平和を」終楽章。
バッハのロ短調ミサとは違う「我らに平和を」。ショスタコーヴィチのような旋律が出てくる。人間は救われるのだろうか。
静かに終わっていく。その先に何があるのか。


ブラームス・交響曲第4番 ホ短調 op.90
前回はボストン交響楽団だった。今回はヨーロッパの極上オーケストラ。ブロムシュテットは
どういう演奏をするのだろうか。
1楽章ある意味淡々と進んでいく。オケの力加減を見ているか。指揮者の言い分だけではなさそう。
弦はやはり綺麗。そういう音が出ていると思う。ボストンが音響的なら、ウィーンは音楽的な
響きがする。情緒的ともいえるのかもしれない。熱も感じられてきた。コクのある2楽章。
ボストンではこうは響かないと思う。ウィーン・フィルの色なのかもしれない。3楽章は
元気にふるいたち、終楽章のフルートソロは哀歓を持っていた。多分ボストンのソリストとの
キャラクターの違いかもしれない。これは納得できた。楽団に任せる部分も結構あったのではないか。
ボストンはコントロールしている感じもあるが、ウィーンは任せるところは任せてみたいな感じも聞かれた。
それでうまくいけば、御の字ではないかと思う。いいブラームスを聴いたと思う。終演後、ブラボーがかかる。
御大もオケも頑張った。


自分のブログに、バンベルク響と同じプロが2020年7月に公演されていた。音源はHDDの中に探せはあると思う。
聞きなおしてみようか。



チャーリー・ワッツ堕つ

2021-08-26 13:11:58 | 音楽夜話(ジャズ)
チャーリー・ワッツ堕つ。


ストーンズのドラマーということは知っていた。
オリジナルメンバーだし、長年ストーンズを支えてきた。
それ以前にJAZZドラマーだったということは知らなかった。
ストーンズで4ビートをたたくことはほとんどなかったのだろうし。


チャーリー・ワッツのドラム「Honky Tonk Women(ホンキー・トンク・ウィメン)」
https://www.youtube.com/watch?v=jiHjDuXaUNg


ここでのべ―スドラムの音がいい。きっとこういう音を出し続けていたのだろう。
キースの追悼の掛札がなんともさみしくクローズしている。


JAZZドラマーのワッツは何枚かのアルバムを出していて、その中の1枚。
リーダーではないけど、4ビートを刻んでる。
改めて合掌。


Charlie Watts - From One Charlie
https://www.youtube.com/watch?v=HlH6I9gLijA&t=503s


A Tribute To Charlie Parker With Strings
https://www.youtube.com/watch?v=Up8MLHkIePI
  

  



ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル

2021-08-26 11:11:26 | 音楽夜話(クラシック)


8月25日


04:00- 21.00- YouTube_Chopin Institute Piano recital: Yulianna Avdeeva
02:00-06:00 19.00-23.00 Polskie2 Letnia promenada
「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭2021 Międzynarodowy Festiwal Muzyczny „Chopin i jego Europa” - Recital fortepianowy


ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調(ポロネーズ第7番)op.61


ウワディスワフ・シュピルマン(Władysław Szpilman 1911-2000):組曲「機械の一生」 Suita „Życie maszyn”  
Powolny poczateq (スロースタート)1940
Maszyna odpoczywa(機械は休む)2210
Toccatina(トッカーティーナ) 2338 25 16分くらいの作品


ミェチスワフ・ヴァインベルク(Mieczysław Wajnberg 1919-1996):ピアノ・ソナタ 第4番 ロ短調op.56(1955)    
アレグロ  2626
アレグロ  3339
アダージョ 3705
アレグロ  4949 5016 25分くらいの作品


J.S.バッハ:パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826
シンフォニア 11011
アルマンド  11459
クーラント  11912
サラバンド  12100
ロンド    12514
カプリシオ  12647 13023 20分くらいの曲


ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.36
アレグロ アジタート 13131
ノン・アレグロ-レント 14141
アレグロ・モルト    14747   15405  23分くらいの曲


アンコール
ショパン ノクターン第20番 嬰ハ短調 遺作


Pf. ユリアンナ・アヴデーエワ Yulianna Avdeeva
2021-08-25 ワルシャワ、国立フィルハーモニー内コンサート・ホール Filharmonii Narodowej, Sala Koncertowaから生中継


ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル
https://www.youtube.com/watch?v=kKng6zhtgL0


ショパンコンクールでアルゲリッチ以来の女性の1位奏者の今。
ショパンで始まり現代作品を挟み、バッハ、お国もののラフマニノフで
仕上げ、アンコールのショパンでまとめる。
プロの技が光る。いろいろなピアノが聴けた。ある意味重量級のプログラム。
今ここに立っているということは、日ごろの鍛錬を欠かしていないということ。
聴いて十分面白かった。