「君の事が好きだ」と何度心の中で言っただろうか。
でもその後、すぐ
「ごめん」と謝る用意をしている自分がいる。
『なんで謝るのよ!』
「どうせごめんなさいと言われるのに決まっているから最初に謝っちゃった方が楽じゃん」
「あんたは昔からなんでも楽な方選んでいない?」
「そーかもしれない」
「そーゆー所が嫌いだけど、それ以外はそんなに嫌いじゃないよ、あんたの事」
「でもごめん、好きなのは君じゃないんで」
「わかっているって。世の中うまくいかないよなー」
「君,もー少し女らしくしたら」
「お前、もーちっと男らしくしろよ!」
「ごめん」
「だからなんでそんなに何でもすぐに謝るのよ!」
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