モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

Dream

2012年04月01日 | 無財の七施
3月29日船橋で
「歌謡曲の詩とジャズの詩」と題してスピーチしました。

藤山一郎の歌う「長崎の鐘」を聞いて、
詩を蔑ろにしているのじゃないか……という思いが以前からありました。

ジャズについては、
「you are my sunshine」は私が始めて英語で歌えた歌です。
そして若者のラブソングと思い込んでいました。

映画の題名は忘れましたが、全編を通してこの曲が流れている。
若者のラブソングと云うより
「貴方は私にとって掛け替えのない人」と云う内容でした。
ラブソングと大分違うな、と思っていました。

昨年暮れ、
オウム真理教事件の平田信が警視庁に出頭し、
続いて匿っていた佐藤明美が弁護士に付き添われて出頭しています。

一審で実刑判決が言い渡されています。
恐らく控訴しないで、刑に服すのじゃないか、と思います。

佐藤明美にとって、平田は恋人とか愛人以上に掛け替えのない人じゃないか、と思います。
「you are my sunshine」を思い出しました。
「歌謡曲の詩とジャズの詩」にはこうした背景がありました。

「Dream」はジャズのスタンダードナンバーです。
ブルーな時ほど夢を見よう!と訴えるような詩です。
詩の内容を概略説明して、参加者数人に
「貴方だったらDreamをどう日本語に訳しますか?」と尋ねたところ、
前もって詩の内容を説明したにも拘らず
Dreamを「夢」とみんな答える。

Dreamは名詞ではなく動詞です。それも命令形の動詞に訳すべきDreamです。
しかし、日本語に訳しようがないので敢えて「ドリーム」です。
だいたいそのようなスピーチをしました。




私の友人松井賢一氏にベースだけの伴奏で「you are my sunshine」を歌ってもらいました。