モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

書くことは心が動き始める

2012年04月12日 | 折り紙
12・4・12

桜の幹に沿って上を眺めると、普段見慣れた桜と一味違います。

カウンセラーがクライアントの話を只管聴き続けることで、
自ら解決策を見出す。

誘導する、示唆するようなことは無い。スピーチクラブでの話はここまでだった。

「自ら解決策を見出す」の言葉が気になった。
潜在的には既にあるものを話すことで顕在意識に浮上するのだろう、と
大雑把に当たりをつけた。

こうして大雑把でも当たりを付けておくと、
何か不思議な力が働いていて、それらしいものが眼の目に現れる。

たまたま本屋で見かけたちくま新書「800字を書く力」(鈴木信一著)を買った。

「最初に一言書くと、それを説明しようとする。
そうした営みが次から次へと続くのが文章であり、
最初に文章全体がイメージされるのではない」と云うようなことを述べておられる。

クライアントがカウンセラーを前に話すことで自らの解決策を発見する。
一方は話す、一方は書く、違いはあるが、
両方とも火種のようなものがポトリと落とされて次々と燃え移り火の勢いは増す。

カウンセラー即ち聞いてくれる人がいる事で話し続けようとする。
ある種の意欲をかん発する。

「800字を書く」ことを自ら課すことで最初の一言を綴る。
その一言を説明しようと次の言葉を書く、書くべき言葉が思い浮かぶ。