モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

手で読む Ⅱ

2012年04月07日 | 折り紙
12・4・7


チューリップが咲き始めました。



「手で読む」Ⅱ

千羽鶴を折ることで意欲的になり、五重塔を丸ごと書き写すことになりました。

手で読む読み方がある。
手で読んで発見したことは、「戦術戦略じゃないなァ」と云うことです。
十兵衛はこうしたことに全く不慣れな男です。

だが、川越の源太始め野心家は引っ込み、流れは段々十兵衛のペースになる。

夢は実現した姿をありありと心に浮かべよ!と云う教えがあります。
勿論天風師もそのように教えています。

私も何度か、否何十回何百回か試みています。
大概は途中でポシャっている。

十兵衛は50分の1の雛形を作っている。
「夢をありありと描け!」の教えに十兵衛の場合、雛形を作り、目に見える形にしている。

そして妥協しながら物事を進めてはいない。
作者の幸田露伴は十兵衛の思いが如何に深く、如何に強いかを一切妥協しない、と云うことで表現している。

私の場合は、なったらいいなァ程度の思い方です。
チョッとでもいい話があれば直ぐに妥協してしまいます。
生き方の強さ、真剣さが全く違う。私にとって最優先課題は、もっと強く、もっと真剣に逞しく生きる、ことだったのです。

そう、腹を決めると分った!と思えることがあります。