モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

季節の話題を・・・

2012年04月24日 | 文章を書く
12・4・24
ー季節の話題をー

季節の話題の連想から歳時記が思い浮かんだ。

たまたま本屋の書棚から水原秋桜子編「俳句小歳時記」を取り出して買っている。
水原秋桜子の名前ぐらいは知っていた。
千八百円と値段もまあまあ手頃、
程々の厚さで持ち歩くにも都合がいい、と云う理由だけでこの歳時記を選んでいる。
 
偶然、たまたま目の前にあったこの歳時記を買ったに過ぎないが
相当幸運を選んでいる。そのことは後々気付かされることになる。
 
季語の説明文をネタに例えば柿についてこんな風に書く。
「柿は日本独特の果実、甘柿のあの程良い食べ頃のものは海外では手に入らないそうです」
 
この程度のはがき文を七,八通り書くのはネタ本さえあればそれ程苦にならないで書ける。

序に柿の例句を読むと「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)がある。
柿を食えばなんで法隆寺の鐘が鳴るのか全く分からないが、このぐらい有名な句は一応は知っている。

「来合わせて柿捥ぐ笊を持ちにけり」(白岩三郎)
何となく情景が浮かび、句意は分かる。

私流の俳句区分、分かる、分からない区分の中では分かる区分の句。

分からない、分からない、分からない、分かる。

ある種のリズムを持って例句を読むと
十句に一句程度は分かる句の範囲に入る句と出会う。
一瞬、
「いいな!」と思う程度で通り過ぎる。
分かっても、分からなくても負担を感じないで読む。と云うより
億劫にしないで例句を一通り目を通すことができる。