モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

条件反射

2012年04月29日 | 無財の七施
12・4・29 
パブロフの犬
―条件反射―

パブロフの犬の話は誰でもご存知の話です。

犬に食事を与える時にベルを鳴らす。一定回数繰り返した後、
ベルを鳴らすと食事を与えなくても犬は唾液を分泌する。
一定の条件に反応する、条件反射の話です。

私はこの説にチョッと誤りがある、と思っています。

ベルの音に反応するのは、唾液の分泌腺ではなく、
食事をイメージする、
イメージが唾液の分泌腺に作用して唾液がでる。
つまりイメージが介在する。

イメージが唾液腺に作用して唾液が分泌される。
言い換えるとイメージが生命活動を喚起する。
唾液ばかりか胃や腸など消化機能が活動する。

宮崎良文著「森林浴はなぜ体にいいか」(文春新書)によると、
森林浴をイメージするだけで森林浴に反応するのと同じ整理現象を喚起する。

パブロフの犬の実験で、もう一つ大切なことがあります。

ベルを鳴らし続けて食事を与えないと間もなく唾液を分泌しなくなります。

条件に永続的には反応しないのです。
このことに関して2つのことが考えられます。
一つはベルが鳴っても餌は与えられない、と云うことを学習する。

もう一つはイメージ力が衰退する。
さて、このブログをお読みいただいている貴方はどちら、とお考えでしょうか。
明日私の考え方を申し上げます。