モカとティータイム

生まれて2ヶ月で我が家に迎え入れたモカの成長記録と
スローライフな日常を楽しく綴って行きたいと思います。

暦から学ぶこと

2024-01-22 12:59:00 | 日記
我が家のカレンダー


昨年末にモカママが友人から頂いた
二十四節気や旧暦
誕生花などが載っていて
情報満載のカレンダーです


一昨日は暦の上では「大寒」

暦は古代中国で生まれ
朝鮮半島を通じて日本に伝わり


飛鳥時代の推古12年(604年)に
日本初の暦が作成されたと
伝えられています

この頃は、月の周期から表された
太陰暦という暦でしたが
現代の日本では
地球の公転周期である
365日(4年毎に366日)
を1年とした太陽暦が採用されています

農作業の目安として生まれた暦

季節には春、夏、秋、冬の四季があり
さらに、それぞれ6節気(1年を15日毎)
に分けて季節の移り変わりを表した
二十四節気という表し方があります

(画像はネットからお借りしました)

大寒(今年は20日)もその中の一つで
冬の最後の節気です

更に、もっと細かく二十四節気の
1節気毎に三侯の季節感(1年を5日毎)
で表した
七十二侯という表現もあります

これらは全て古代中国で表された
農耕にまつわる季節感ですが

その後、七十二侯については
日本の実情にあった
独自の季節感の言葉に改定されて
今に至っているそうです

大寒にも

第七十侯 
款冬華(ふきのはなさく)
1月20日〜24日頃

款冬とは蕗の事で
黄色いフキの花が咲き始める頃の事

(画像は昨年のものです)

第七十一侯 
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
1月25日〜29日頃

厳しい寒さで沢を流れる水に
厚く氷が張り詰める頃の事

(画像はネットからお借りしました)

第七十二侯
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
1月30日〜2月3日頃

春の訪れを感じたニワトリが
卵を産むために小屋に籠る時期の頃の事

「とや」とは鶏小屋の事で
「乳」とは卵を産むという事だそうです

(画像はネットからお借りしました)

七十二侯、最後の侯の時期となる
節分が過ぎると立春となり

冬の寒さが峠を越えて
ゆっくりと春の訪れを予感させる
農耕暦の、一年が始まります

寒さが続く最中
1週間前に蕾が割れて
ピンクの花びらを覗かせたバラ

その後は動きが鈍く、固く閉じたまま
ジーッと寒さを耐え忍んでいる感じです


ミモザも蕾をつけていますが
まだ固く、暖かな春の陽射しを待って
寒さに耐えています


キンセンカは、この寒さの中でも
健気にビタミンカラーを放ち
モノトーンの冬景色を明るくしています


寒さに強い葉牡丹も、色を添えています


ハツユキカズラも淡い色合いで
脇役を演じています


温室の中では

シャコバサボテンが
再び蕾をつけ始めています


サンパラソルも
夏の勢いはありませんが
数個蕾を膨らませています


ブーゲンビリアは
春から絶えることなく咲き続けています


ランタナも、温室に移動して
2度咲きしてくれました


リビングではミニ胡蝶蘭が
蕾を膨らましています


その他、木々の芽や
土の中から少しだけ芽を出し始めた
花達もあり

呼び名からして「大寒」という
凍りつくような環境の中でも
じーっと耐えてこそ

水温む季節を迎える頃には
一段と美しい花や、芳しい香りで
いっぱいにしてくれます

最近は、少しずつ季節の変わり目に
変化の兆しが見受けられますが

この、カレンダーを見て
先人達が残してくれた
この日本の美しい四季の
繊細な表現を楽しみたいと思います


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


大寒に入っても
思ったよりも寒くはなく
昨日も雪ではなく
しとしと雨が降っていました

雨の日はモカも
余り積極的には散歩に行きたがりません


縁側から外を眺めて雨を確認すると
クレートやソファーでくつろぎ始めます


こちらも余り積極的でない事を察して
阿吽の呼吸で、くつろいでいます


お陰で、のんびり過ごせた
雨の日の1日でした


今日は朝から気持ちよく晴れて
気温も今現在13℃

朝の散歩は少し長めに歩いたので
少し汗ばむほどでした

能登地方も
少しでも穏やかな天気が続きますように

それでは、また




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