みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声 小さな金魚その3

2014-10-10 20:02:31 | 日記
夕陽が差して水中までが、ゆらゆらとオレンジ色に輝く中、モモはずっとゆきの事を考えていました。
「どうにか、お友達になれないかなあ。」
それからも、他の金魚の目を盗んでゆきの姿を眺めに行きました。

地上でゆきは、モモに気がついていました。
何だかジロジロこっちを見てるチビの金魚がいるなあと。
でも、ゆきが狙うのは大きな魚や、大きな獲物だったので、モモの事は放って置きました。
自慢の真っ白な毛並みをペロペロ舐めて夕焼けに照される、ゆきはとてもキレイで、きっとモモでなくても素敵だと思ったことでしょう。

続く~。