みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声

2014-10-26 20:54:19 | 日記
優しい声と懐かしい匂い。幼い頃描いていた大人のあたし像は見る影もなく、言い訳に満ちた自分に嫌気がさす。今日久々に実家に行った。庭には赤いほうき草と何故か今頃咲き狂う朝顔。老いてなんだか小さくなった母になにも出来ないあたしは子供のまま大人になった。せめて出来るなら人に優しく、自分に厳しく。静かに降りしきる雪のように。あの人への想いも、我儘も後悔も全て心の奥にしまって。いつか誰かに優しく降り注げるように