みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声

2014-10-22 20:14:50 | 日記
あの人の声を聞いてからあたしは泣いて暮らしている。なつかしさとあの時離れた手を思い出して。でもあたしは知っている。あの人には家族がいて、友達がいて会社の仲間がいる。もし奇跡が起きてあの人の側に居れるなら沢山の人を不幸にするだろう。誰かの願いが叶うころ、宇多田の曲は改めて名曲だと泣きながら聞く。誰かの不幸の上に自分が立つのはだめだ。そんなんエゴで幸せではない。だからあたしは我慢するしかない。仕事も上手くいってない。止めたいがバイクを買ってしまった。嬉しいはずなのに、また壊れたらどーしよーとか、養っていけるのか?不安ばかり募る。悪い癖だ。
バイクには風助(ふうすけ)と名前をつけた。
あたしが風になれるように、自由気ままに走れるように。あたしは疲れてしまって、一人で悲劇的に浸っている嫌な奴だ。だけど体がもう動かない。言葉が出てこなくて物語も書けない。
言い訳と愚痴にまみれたあたしはなんて汚いのだろう。真っ白な雪になりたいのに。風助はまだこない。あたしはどうしたらいいのだろう。