みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声 雨男の唄

2014-10-24 16:54:49 | 日記
雨だ、雨が降ってきた。流し込まれた土砂に埋もれていく植物達に最後の雨が降り注いだ。
僕は耳を塞ぐことも出来ず、彼らの声を聞き続けけた。一ヶ月もすると、そこは綺麗な公園になった。降りしきる雨は、ただ硬いアスファルトを叩き、染み込む大地も見つからないまま、また空へと帰っていった。
僕はいつも人間である事を悔やんだ。目の前に広がる木々やはっぱ達に合わせる顔がないと思った。もしもう一度生きれるなら、その時は心持つ植物になろう。雨染み込む大地に根をはって両手に大気と風を感じ、ただそよぐように生きては行けないかと僕は何度も目を閉じた。僕の自由な足では何処にも行けない。僕は大地に両足を埋め、変わっていく風景をどんな想いで見るだろう。自然破壊なんて言葉は僕には空々しく、胸締め付ける日常ほど僕を苦しめなかった。物事や人を愛するように、家族や友人を愛するように、僕はこの雨が大好きになった。雨染み込む大地に根をはって、ただそよぐように生きては行けないか、雨染み込む大地に根をはってただ、そよぐように・・・

雪音の徒然声

2014-10-23 22:08:07 | 日記
友人の子供を見て思う。あたしもあの頃は早く大人になりたかった。何でも出来る気がした。だから早くに家を出た。大人になるほど弱くなるなんて知らなかった。
(遊びなんだから、そんなむきになるなよ。)
ゲームひとつするにも言い訳してからじゃないと出来ないの。頑張ったのにへたっぴだったり、うまくいかなかったら格好悪いから変な余裕ばっかり持つの。嫌になるな。

雪音の徒然声

2014-10-22 20:14:50 | 日記
あの人の声を聞いてからあたしは泣いて暮らしている。なつかしさとあの時離れた手を思い出して。でもあたしは知っている。あの人には家族がいて、友達がいて会社の仲間がいる。もし奇跡が起きてあの人の側に居れるなら沢山の人を不幸にするだろう。誰かの願いが叶うころ、宇多田の曲は改めて名曲だと泣きながら聞く。誰かの不幸の上に自分が立つのはだめだ。そんなんエゴで幸せではない。だからあたしは我慢するしかない。仕事も上手くいってない。止めたいがバイクを買ってしまった。嬉しいはずなのに、また壊れたらどーしよーとか、養っていけるのか?不安ばかり募る。悪い癖だ。
バイクには風助(ふうすけ)と名前をつけた。
あたしが風になれるように、自由気ままに走れるように。あたしは疲れてしまって、一人で悲劇的に浸っている嫌な奴だ。だけど体がもう動かない。言葉が出てこなくて物語も書けない。
言い訳と愚痴にまみれたあたしはなんて汚いのだろう。真っ白な雪になりたいのに。風助はまだこない。あたしはどうしたらいいのだろう。

雪音の徒然声

2014-10-20 22:05:46 | 日記
バイクを買った日、久々にあの人からTELがきた。止めどなく溢れる涙を堪えてあの人と話した。過去には戻れない。あの人にはもう家族がいる。でも、いい。あの人が苦しいときは話を聞こう。あたしは一生あの人のあたしだ。腹据えてあたしは、あの人のカウンセラーになると決めた。

雪音の徒然声

2014-10-20 22:01:28 | 日記
こんばんわ。相変わらずの雪音ですが、今日運命の出会いをしました。あのひとが乗っていたバイク。バンディット250が馴染みのバイク屋さんに入荷しました。大事なものは持たない主義の雪音ですが、衝動買いしてしまいました。仕事やめられなくなりましたよ・・。でも何か変わるかも知れない。冷たい風を吸い込んだら生きてる気持ちがするかもしれない。