心の旅路

フライロッド片手に心の川を旅するへなちょこフライマンのブログ。

あけましておめでとうございます♪

2013-01-01 17:56:05 | その他



冬期のAFFで桜鱒をドライフライで釣っていて思ったことは、当たり前なんですが「フライにスレている」ってことです。
それでも「ドライフライで釣りたい」となるとフライは小さくなり、それに伴いティペットも細くなります。

ですがAFFの桜鱒は良型が多く虹鱒は更に大きいため細いティペットは合せ切れやファイト中に切られることもあり僕の場合7Xより細いティペットの使用は極力避けています。

しかし、止水のAFFでは7Xだと鱒達が明らかにティペットを嫌ったような見切り方をするシーンが見られるので極力フライだけを見てもらうようなプレゼンテーションと演出が必要になります。

そこで上記のWindows付属ソフト「ペイント」 で初めて描いたイラストを見て戴きます。
流れのある場所ならフライの位置はAがベストですが止水で鱒がフライにスレスレの場合鱒にとって自分から近づきながらフライを品定め出来てしまうAは見切られる可能性大です。
次にCですが止水やフラットな水面でのプレゼンテーションとしてはベストで鱒に品定めの時間を与えずティペットも見えにくく僕自身自然河川でアップストリームでのアプローチでは成果をあげていますがAFFの場合、釣り人に対して鱒がこの位置に居る時は多くの釣り人がこの位置にフライを落とすので鱒も学習しているのか意外に見切るのが早いのです。

次のBはイラストではティペットが理想的なカーブを描いていますが実際には鱒を跨いでのプレゼンテーションが多いので一般的には最悪のプレゼンテーションです。
しかしAFFの鱒達がいちばん反応が良いのは実はBでAやCで見切った個体でさえBに入ったフライは躊躇いもなく咥えてしまいます。
これは僕の推測ですが 過剰にAやCの位置でフライを見せられているためにAやCへの警戒心が強く、逆にBの位置でフライを見せられる事が少ないためにこのような偏った反応をするのではと思います。

また、フライがA・B・C の何れの位置にプレゼンテーションされても有効なのがフライを水面でスケーティングさせることです。
止水で鱒達は水面上に浮かぶ塵や埃と昆虫とを見分けるのに動きの有無で判断していることが多々あるのでこの動きを上手に演出出来れば鱒達の反応も良く小さくて目立たないミッジを目立たせることも出来ます。
目立たせることにより上向きの鱒だけでなく中層以下の鱒たちにもアピール出来、中層から口を開けてミッジに襲い掛かる様子はマリナロでなくても興奮しますよ♪

と、まぁこんな感じで釣ってると僕的にはドライフライオンリーでも飽きない程度に楽しめるのでドライフライで楽しみたい方お試し下さい。
※但し、条件は常に違うので釣れないことも考慮して柔軟に対応して下さいね(^^;