このリールの数少ない欠点は衝撃に弱いところ…と言っても落としてリムが凹んだり、若干ボディが歪んだ?くらいで巷で言われてるほど華奢なリールでは無いと思ってましたが、リールを壊したことが無かった自分もとうとうリールを壊してしまいました。
3年前に2m程の高さの護岸を踏み外し河原へ真っ逆さま落ちてしまいロッドを握ったまま手をついた時にリールがロッドから外れたので「やっちゃったなぁ」と呟きながらロッドの無事を確認するとリールシートにはしっかりとリールフットが固定されておりボディだけが吹っ飛んだ模様。
自宅に帰ってダメージを確認すると過度な負荷によりボディ側の雌ネジを舐めながら雄ネジが抜けてしまった様でネジを締めてもフットはグラグラでボディは外れてしまいます。
いちばん確実なのはカスタムリールメーカーさんにお願いしてリコイルしてちょっと大きめのネジで固定すれば良いのですが、それでは能がなさすぎなので自分で直すことに…
しかし、ノギスは行方不明で正確な寸法が分からず目見当で、さらタッピングの2.3×10mmとナベ小ネジは2.3が無かったので2.6×10mmを買って取り敢えずトライ…ボディ側の穴は2.3mm弱(実際はインチ単位だと思う)なので当然ですが2.6mのナベネジは入りません。
仕方ないので2.3mmのナベネジを探しに別のホムセンに行くも在庫は無くググって楽天のネジ屋さんでステンレス製のナベ小ネジ2.3×6mmを注文し今日届いたので再度トライ…さらタッピングネジでボディ側にネジ山を作りナベ小ネジを締め込むとしっかりと固定出来ましたがネジが長すぎてスプールが入りません。
一旦ナベ小ネジを外しオリジナルのネジと寸法を合わせカットして締め込むと気持ち短いくらいでしっかりと固定出来ました。
かなりの力で外そうとしても持ちこたえたので今シーズンもバリバリ働いて貰えそう。
念の為買って置いたhatchの1plusと予備のCFO123の出番は無さそうです。
リールは直るが人間の方はもう治らないので体調の良い時は内緒で釣りに行こうと企んでます。