「いなくなった私へ 」辻堂ゆめ
辻堂さんのデビュー作、当時、現役東大生だったそうだ。
え?そうなん、すごっ!と東大にはなんのご縁もないので
無条件にすげぇと思ってしまう。
人気絶頂のミュージシャン・梨乃は目を覚ますと、
誰にも自分と認識されなくなっていた。
さらに自身の自殺報道を目にした梨乃は自らの死の真相、
そして蘇った理由を探りはじめるが…。
(「BOOK」データベースより)
んー、なかなかのツッコミどころ満載。
保険証もないのに病院って!!!
いや、躊躇しようよ、ね。
周りの人が都合よくいい人ってどうよ。。とか。
良くも悪くも当たり前の生活感がない作品だった。
たぶん、最初にこれ読んでたら後の作品を読んだかは疑問。
しかし、この5年後に「十の輪をくぐる」や「あの日の交換日記」に
なっていくんだもんなぁ。