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「ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~」三上延 2022-54


「ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~」三上延

ビブリア古書堂の最初から10年だそうで、
そんなになるのか・・という驚き。

主人公が娘の扉子に変わってからは三作目。
絶対シンメンバー入りと思われる恭一郎が登場。

デパートでの古書販売の催しの期間中の出来事で、
イメージしやすくて面白かった。

読むまではちょっと惰性で読むかぁって感じだったけれど、
読み始めるとやっぱりこのシリーズ好きだなぁと思う。
不思議な魅力のあるシリーズだ。

篠川智恵子が高台から下々の者たちを眺めている
全身黒ずくめのラスボス感はやっぱり健在。

栞子の言うように
彼女も「寂しい」のだろうか。
そんな感覚なさそうに見えるけどなぁ。
ちょいちょい厄介なことを
仕掛けてくるのはそのせいなのかしら。

 


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