「君はレフティ」額賀 澪
記憶喪失になった主人公。
どうやら仲が良かったと思われる友人と
7.6という数字に秘められた謎を解く。
記憶を失ったら、
自分がどんな人なのか知りたいけれど、
もしもひどい奴だったらどうしようとか思っちゃいそうだなぁ。
古谷野くん、モテ過ぎだし、
いい奴過ぎるし。
生駒と春日もいい子だし、
前園さんがうっとおしいと思ったけど
3人の中に入れない感じはちょっと気の毒だった。
記憶を失くした主人公が、
これまでの自分を知るにはヒントが少なすぎるかなと思った。
古谷野の両親がイマイチだった。
なんで、こんないい子が育ったんだろうねぇ。
高校生らしい身勝手さと
正義感とそれそれの個性がうまく混ぜてあると思った。
これからの
彼らの未来に起こりうる困難に立ち向かえるだけの強さは
きっと彼らにはある、と感じた。
LGBTも個性、という言い方があってるかどうかはわからないけれど。
17歳は今しかない
私は右利きだけど、耳が動かせるよ。
歯が一本欠損だよ、
親知らずは最初からないよ。
生のジャガイモのアレルギーだよ。
だから、料理するときは大変。
というのは、どれくらいの割合なんだろう。
悩め、楽しめ!若者。
![]() |
君はレフティ |
額賀 澪 | |
小学館 |