「風の港」村山早紀
優しいお話を期待して村山さんの作品を読むと
やっぱり優しくて
ちょっとした不思議がエッセンスになった連作短編集。
風の港は空港のこと。
2年前の閑散とした空港の映像は衝撃的だったし、
寂しかった。
そこにいる人たち、いるべき人たちを元気づけるような作品に
自然と笑顔になる。
本屋さんが風のように絡むのは
とても嬉しい。
いろんな人を笑顔にする作品でした。
空港は飛んでも飛ばなくてもそこにいるだけで
異空間な感じがして楽しい。
しばらく行ってないなぁ。
第一話 旅立ちの白い翼
第二話 それぞれの空
第三話 夜間飛行
第四話 花を撒く魔女