「7.5グラムの奇跡」砥上裕將 2022-39
勉強なりました!
どうもいままで眼科に行ったときに
看護師だと思ってた人が視能訓練士だった。
奥が深そうなお仕事だ。
私の友人二人が緑内障だ。彼女たちに促されて
何年か前に眼科検診を受けて、
緑内障の検査も受けたけれど、あれはすごい疲れる。
定期的に検診に行くとなると
大変だなぁと思った。
私の好きな歌人の穂村弘さんは緑内障という診断を受けたときに
自分の漠然としていた命のカウントダウンが始まったと。
そして、定期的な点眼と検診。
医者は言う「安定している」と。
安定していてもいつかは見えなくなる病気だ。
いつ見えなくなるのか教えてほしいと仰っていた。
視能訓練士が向き合うことは患者さんの心の光そのものなのかもしれない。
眼科痙攣くらいでやいのやいの言ってたらダメだね。
見えるのに見えない、見えているのに見ない、ちゃんと
見よう。見えるってすごいことなんだ。