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moon

ポッドキャストで生きてる私

ポッドキャスト
ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』
EP:92を聴いた
ようやく半分だな

この回のテーマは、時間薬。
いくつかのメール紹介のなかに
自身が不倫をして別れて、
夫とやり直すことになった人のメールがあった。
夫を傷つけてしまったという傷心を
なかなか時間薬が効かないけれども、
時間薬が効くことになるのだろうか

というような内容。

このメールに対して
パーソナリティはなんと答えるのだろうと興味を持った。

私なら、全否定だ。
てめえがやっておいて時間薬で癒されてんじゃねぇよ
一生、抱えろ!一生後悔しろ、と思うし
不倫をいい恋だったとか純愛だったとか
美化してんじゃねぇだろうな
猛省?あったり前じゃ
と、思う
だいたい、夫は大丈夫なのか
彼こそしんどいぞ
自分を傷つけた人と暮らすなんてよって
心配になる。
私は結局耐えられなかった。

そして、大方のこれまでの
私の経験上、こういう場合の答え方として
人を好きになる気持ちは止められないもんね
そっかぁ、でも、夫に戻ってきたんだねぇ
これまでのことは良い思い出にして。。。
的なことを言う人が多い。
不倫をしたらものすごく誹謗中傷を浴びて
仕事もなくなっちゃう人もいるってのに
現実にそういう人が目の前にいたりすると
美化するんだよ

あーむかつくぜ。

さて、これに
スー氏は
「傷つけた方が時間薬って
概念を取り入れてもいいのかってことね
これは難しいよね
傷つけられた人は、
大丈夫と言っても、もう傷つけた人とは
7割くらいの気持ちでしか付き合えない。
もう許されたと思ったころに
傷ついた方はドンってくるもんね
許そうが許さないが、会わない方が
互いにジュクジュクしない。
傷つけたことも、傷つけられたこともあるから
とても難しいと思う。」

メールを送ってきた人を全肯定するわけじゃあなかった。
あなたも頑張って!みたいな
綺麗なことは言わない。

正直だ。
ありがとう

「目の前に当事者いて
もう一度やり直すって旦那すごいね
心に刺さった棘って突然抜けるからね」
って結ぶ。

なるほどねぇ。

そして、その後のメールは
夫を好きではなくて
不倫をした人のはなし。


「こういう話を嫌だと思う人もいるし
そういう人は
心中穏やかでないことは察します。
いいことが悪いことかと言われたら
一回約束したんだから悪いことだよ。
だめよ、だけどいいか悪いかの話ではないのよね。

不倫を決して肯定しない。
でも、
正しいを大前提にすると
受け取れないこともある。
相当タフな生き方だけどね。」

私は、こういう感じは
だいぶ、理解はできるようになってきた。
許せないけど。
察してくれて嬉しい。
しかし、ここに捕らわれると
気づけないことも、受け取れないこともあって
狭量であることは認める。

最後の方で
「真面目に生きててバカみたいなこともあるけれど
私はどっかで踏み外さないように生きていきたい。」
とさらっと流した。

ありがとう、ありがとう

この人のきっと損したことや
風当たりがきつかったりする
この人のこの人なりの
そうありたいと
ポロっと発する言葉は
元気をくれる。

私の方が10も年上だけど
とっても嬉しい。


もちろん、耳の痛い話もあるけれど。
たとえば、お仕事のはなし。
は、また今度。



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