「百の夜は跳ねて」古市憲寿
ビルの中にいる時、窓を磨く人とは目が合わない、
と思っていたけれど
見ないようにしていたと気付いた。
職場じゃなくて住居なら尚更な感じがするけれど
タワマンに住む老婆のように
コンタクトをとる人がいてもおかしくないかもと
妙に現実味を感じながら読んだ。
2人のやりとりもやってることもまったくもって
現実味がないと感じたけれど
それが「今」という時代の切り取りなのかもしれない。
何よりなかったことになっていくのがリアルだった。
ビルの中にいる時、窓を磨く人とは目が合わない、
と思っていたけれど
見ないようにしていたと気付いた。
職場じゃなくて住居なら尚更な感じがするけれど
タワマンに住む老婆のように
コンタクトをとる人がいてもおかしくないかもと
妙に現実味を感じながら読んだ。
2人のやりとりもやってることもまったくもって
現実味がないと感じたけれど
それが「今」という時代の切り取りなのかもしれない。
何よりなかったことになっていくのがリアルだった。
古市氏はテレビで見る感じと全然違う印象を作品ではうけるなぁ。
摩訶不思議な人だ。