「巨悪 (講談社文庫)」伊兼 源太郎
文庫本の発売前にNetGalleyJPにて読了。
高校時代はともに野球部だった
東京地検特捜部の検事・中澤源吾と
特捜部機動捜査班の事務官・城島毅。
2人を中心に話は進む。
巨悪の正体、正義の在り方。
丁寧に話が進む中
段々引き込まれてページを繰る手が止まらなくなってしまった。
立ち向かう悪が大きすぎてどうなるのだろうと中盤思った。
けれど、最後にいろんなことが繋がっていくのはなるほどと思ったり
悪の根が深すぎると思ったり。
誰が敵か味方かと考えるのも
なかなかスリルがあった。
中澤が実家に帰って父親と対話する場面が
とても印象的だった。
人の生きて行く道や信念は口にださなくとも
その面構えに現れるという話をする父の顔は
きっと息子と同じような目であったのだろうと思う。
失ったものは大きすぎるけれど
別格の顔つきの息子は父親の誇りだろう。
めっちゃよかった。ゲンとジョーのその後が知りたい。
#巨悪 #NetGalleyJP
文庫本の発売前にNetGalleyJPにて読了。
高校時代はともに野球部だった
東京地検特捜部の検事・中澤源吾と
特捜部機動捜査班の事務官・城島毅。
2人を中心に話は進む。
巨悪の正体、正義の在り方。
丁寧に話が進む中
段々引き込まれてページを繰る手が止まらなくなってしまった。
立ち向かう悪が大きすぎてどうなるのだろうと中盤思った。
けれど、最後にいろんなことが繋がっていくのはなるほどと思ったり
悪の根が深すぎると思ったり。
誰が敵か味方かと考えるのも
なかなかスリルがあった。
中澤が実家に帰って父親と対話する場面が
とても印象的だった。
人の生きて行く道や信念は口にださなくとも
その面構えに現れるという話をする父の顔は
きっと息子と同じような目であったのだろうと思う。
失ったものは大きすぎるけれど
別格の顔つきの息子は父親の誇りだろう。
めっちゃよかった。ゲンとジョーのその後が知りたい。
#巨悪 #NetGalleyJP