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moon

通勤読書 176

「ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会」 青柳碧人

大学におけるサークルの重要性というのは、
相当に高いようだ。
サークルに入った新入生の中川亜可美ちゃんが主人公。

「へんな建物研究会(へんたて)」なるサークル。
なかなか、興味深い。

しかし、建物に現実味がなさ過ぎて少しがっかり。
勝手に現存する建物をモチーフかと思っていた。

部屋がエレベーターのマンションや
回転ずしのレーンが建物中にあるホテルなんて
配管はどうしてんだ?
換気扇のダクトは?
いやいや、配線は?
消防の許可は?と激しく思う。
残念だな、面白い本当の建物を知りたかった。
思いこみで読んだ私が悪かった。

お話は、大学サークルの中の
ラブコメで、ちょっとミステリー。
こんな建物あったら面白い、、な感じで
読めば、かわいいお話です。


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ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会 (ハヤカワ文庫 JA ア 7-1)
青柳碧人
早川書房

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コメント一覧

u-mi
なるほど
そうですね
根無し草
まぁ
小説や映画なんてフィクションなんだからそこに
ノンフィクションを求め過ぎる傾向が日本人にあるのは
事実ですけどね。

もっと作りモノを作りモノとして楽しむ気持ちが
あるといいんですけど(笑)
ある意味小説や映画は全部ファンタジーですし。

嘘臭くてもいいんですよ。リアルや真実を求めるなら
ドキュメントを見たり読んだりしていればいいわけだし。

娯楽なんで楽しまないと・・・

uーmi
そういうものですね。
空想的すぎて、ちょっと興ざめしてしまいました。

根無し草
そりゃ
ミステリーなんで謎解きとしての建物になるので
こうなるのは当然ですよ(笑)

本格ミステリーの○○館とかと同じで物語のために
建物の外観、間取りを作り上げるんですから。

リアルな建物を舞台にするには作者は素人だし、勉強
するのも時間掛かるし実際面白くないと思いますよ。

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