「ヴァン・ショーをあなたに」 近藤史恵
「タルト・タタン」に続くお話は
今回も面白かった。
三舟シェフのいろんなお話も面白かったし、
もっといろんなエピソードを知りたくなったので
ぜひとも続けてほしい。
「ヴァン・ショーをあなたに」は素敵なお話で
温かくなった。
このエピソードで語り部になった
『僕』って誰なんだろうか。
と、ちょっと疑問。
また明らかにされるお話があるのかなぁ。
それはそれで、楽しみなんだけど。
少し前に、テレビで日本在住5年くらいの
フランス人の若者が、
「なぜ日本が好きなの?」と聞かれて
「日本は女性的だから好き」と
日本語で答えていたのが面白かった。
なんでも、日本のいろんな所作だとか
気づかいの文化だとかが女性的なんだそうだ。
「フランスは男性的」とその若者は言っていた。
私には、止めたタクシーを横取りされた、
という思い出しかないフランス。個性的よねー、アクも強そうだし。
フランスどうのは住んだことないからわからないけれど、
外国から見た日本ってそんな感じなのね。
親日家だから、良く言ってくれたんだろうけれど。
ちょっと、繊細な感じがして嬉しかったなぁ。
早く飲みたいヴァン・ショー、
早く来い来いクリスマス。