「いのちの停車場」南杏子 2022-14
62歳で故郷へ帰った医師佐和子。
在宅医療に携わるようになる。
88歳と85歳の父母がいて、実家近くで暮らす私としては、
佐和子の娘としての立場や
佐和子の故郷を楽しみ、父との日々を慈しむ姿は
本当に共感しかない。
「死のレクチャー」を追いながら、
在宅医療の在り方を考えながら
もうそこに見えている未来を考えていた。
第六章 「父の決心」は考えさせられた。
させられたけど、
佐和子が娘で医師だからということだよなぁ、
医師でなければ、
あの部屋にはもう一人人がいるわけだ。
答えはでないけど。