「誰も私を愛さない」樋口有介
ワープロ、ケータイ、パソコンの登場。
近づいてきたなぁ。
事件も高校生がらみで、今の社会に近づいてきた。
もっとも、近づいてきたのは私であって、
柚木氏のシリーズはきちんと時代を追っている。
今回は夏海女子が天然キャラで登場。
新しい風が吹いた感じでしょうか。
繋がっているようで全く繋がっていない
人間達が生きていて
それは、環境も年齢も違っていても、
同じであっても、家族であっても
繋がっていない。
寂しいが、珍しくはなくなってしまった
希薄な人間関係が描かれていた。