「きみはだれかのどうでもいい人」伊藤朱里
いつかの献本でいただいたもの。
遅い読了で申し訳ないです。
県税事務所で働く4人の女性。
それぞれの立場、それぞれの思い、それぞれの生き方がある。
でも、税金未納者からの電話は、大変そう。
これは、病む。病むなぁ。
職場は、結構な長い時間を過ごす職場だけれど、
ここがすべてになるとしんどいな。
「忘れるけど、許さない」な。そうよね。
☆あらすじ☆
税金を滞納する「お客様」に支払いを促すことを仕事とする
県税事務所の納税担当に、
同期が休職したことで急遽異動させられてきた若手職員の中沢環。
彼女は空気の読めないアルバイト・須藤深雪を始めとする
周囲の人間関係に気を遣いながら、
かつての出世コースに戻るべく細心の注意を払って働いている