「マイクロスパイ・アンサンブル」伊坂幸太郎
2つの世界が存在していると気づいたとき、
これこれ~、待ってたよぉという感じで
わくわくしながら読んだ。
そして、伊坂さんのお話には
必ずと言っていいほど登場する、
全然冴えない感じなのに
めっちゃ凄い人がいて、
その人が自分のことを「どう?凄いでしょ!」って
思ってないとこが最高。
楽しかった。
どこかの誰かが、幸せでありますように。
☆あらすじ☆
付き合っていた彼女に振られた社会人一年生、どこにも居場所がないいじめられっ子、
いつも謝ってばかりの頼りない上司……。
でも、今、見えていることだけが世界の全てじゃない。
優しさと驚きに満ちたエンターテイメント小説!
猪苗代湖の音楽フェス「オハラ☆ブレイク」でしか手に入らなかった連作短編がついに書籍化!