映画「望み」M2020-6

映画「望み」

良かったぁ、めっちゃ良かった。
雫井さんの原作小説は未読。

これは、しんどいよなぁ。
10代の不安定な時期にどんなことに巻き込まれるのかわからない。

生きているとしたら、誰かを殺してしまったということ。
殺していなければ、おそらく殺されているということ。
どっちに転んでも辛すぎる。

生きていてほしいと願う母。
息子を信じようとする父。
優しい兄を信じたい妹。

どちらにしても辛いよなぁ。
自分なら、、、の答えは出ない。

役者が良かった。
石田ゆり子が、もう疲れた顔してて
特に横顔。
もう、顎のラインとか・・・
こんな顔になるんだぁと思ったよ。
そして、狂ったように食事を作るシーンが鬼気迫るものがあった。
堤真一もよかったよぉ。
清原果耶もとても素直な演技だった。
岡田健史はこれがきっと代表作になるね。

望み (角川文庫) 雫井 脩介 KADOKAWA