「いのちの人形」横関大
こっそりと作られた7人のクローン人間が
順に殺されていく。
クローンだなんてそんなこと!
あっていいわけないじゃないか!と思いつつも
実際、ほんとにいるんじゃないかと思わせる
そのくらい現実的な設定だった。
時代設定が「今」だからかな。
川村と高倉のコンビは良い感じだと思ったので
最後で驚かされた。
クローンには心も備わっているのかなぁ、
そりゃあるか。
でも、育っていく過程で
元の人間とは違う人間性になっていく、ということか。
気になる終わり方だった、続きはないのかしら。
アトムを作った天馬博士をちょっと思い出した。
これまでの横関さんとはちょっと違う感じだけど、
私は面白く読めた。
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