球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

知的でなくてはならないというルール

2005-08-29 | オケと音楽
そんなルールは誰が決めたんだっけ?
多分俺に間違いない。
…そんなことをBlogに書いてしまうような気分だ。
なかなかの妄想Guy。

昨日は昨日も書いたようにオケの本番、
ついで高校時代のクラスメート(でもってオケ友達)とお茶。
さらに演奏会後のレセプション、その後東京にたまたま来た姉との夕食。
(昨日書いたのはこのうちの1個だけだけど、改めて残り3つについてお話する機会は
 また後日。因みに私の言うまた後日とは、"機が熟した"ときなのでいつになるかはわからない。)

なんだか昨日が異常に濃い一日であったので、それらのエッセンスが切れた今日になって、気力が出ない。
今日はOBオケ(オーケストラ・エレティール)の練習ではあったものの体温が上がってくれなくて、
電車の中でも自宅のごとく舟をこぐ。
普通電車に乗るときは隣の人の顔くらい確認するが、今日はそれさえもなかった。



さて、このOBオケは先日もちょろっと書いたけど、ドビュッシーとラヴェルを今回演奏する。
前回はそれが面白いと書いたが、今日の練習においてはラヴェルのみの演奏であったためか、
その気持ちはやや薄かった。
僕はやっぱりドビュッシーの響きの方が好きらしい。

もっとも、音の魔術師の異名を持つラヴェルだからか何なのか、
曲の随所にハッとさせられる響きが”ラ・ヴァルス”にはあるのだけれど。
ワルツにのせるダンスを体得しておきたかったと思うくらいだ。
舞曲のニュアンスの説明は、実際に踊ることとその背景でなされる。
練習の際に思ったが、3拍子の8連符は悶絶ものである。弾いていて怖い。
これもいずれは良くなると信じたい。



練習が終わった後、飲み会に行った。
チェロの人が誘ってくれたから。
それと、ちょっとした売名行為。
それと、エレティールの構造と人観察。
それから、一種の礼儀。

僕がペーペーの位置にいて、同じ立場の人がいない飲み会なんて何年ぶりだろう?
実際はどうか知らないが、4年ぶりくらいのように思える。
お陰で妙に緊張してしまった。
周りの皆がとてもよくしてくれて、ちょっとだけ場に馴染むことができた。
よかった。そして、とても有難い。
6日前に書いた悩みも、良い方向で解消されようというものである。

どこかの誰かは”俺より強い奴に会いに行く”と言い、
どこかの誰かは”オラの願いは、もっと強ぇ奴と闘いてぇ!それだけだ!”と言い、
どこかの誰かは”これであっちこっちのびじんをさがしに……”と言い、
どこかの誰かは”井の中の蛙大海を知らず”と言った。

(↑なんだか改蔵のネタみたいになってしまった。)

すくなくも、より多くの人と出会い親しくなることを馬鹿にしてはいけない。



想像もつかないくらい大きなメタ会話。
これは僕の作ったフレーズ。

「長く続くオケに共通しているのはどこかしらとの太いパイプがあるオケ」
これは誰が言った言葉か忘れてしまったので、
心当たりがある人はメールかコメントをいただきたい。
コメント
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