アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

21世紀の縄文人展

2009年07月31日 | 記事
“21世紀の縄文人展”が始まります。
展覧会会期   8月1日から8月30日(月曜日休館)
        午前10時から午後5時
会場:谷戸城ふるさと歴史館(北杜市大泉町)

写真は今回出展した作品の部分です。
タイトル:ア・ト
素材:鉄、石

以下、展覧会の広報文です。

この展覧会は,八ヶ岳の縄文時代と現代を「ものづくり」を通して結ぶこの地域ならではの作品展です。
八ヶ岳南麓エリアは縄文時代の貴重な遺跡が数多く出土している事で知られていて、土器に代表される縄文の表現は装飾性に富み日本美術の始まりとして位置づけられるほど。
近年、その八ヶ岳の地に多くのクラフト・工芸作家が全国から移り住み創作活動をしています。
この地の持つ力なのか?縄文人たちの息吹が創作家を呼び寄せるのか?
単なる偶然ではないのかも知れません。
数千年の時間を経た過去と現代をものづくりという視点で結ぶ事で人間の創作の原点を見つめる機会をつくると共に、地域の新しい魅力を発見する機会にもなる。
今回の展覧会は,現代の工芸家が縄文からインスピレーションを得て作品を造るという一連の流れが特徴と言え、その第一のステップが考古の専門家から縄文についての講義を作家が受ける「縄文レクチャー」です。
その後、作家はそれぞれのイメージをもとに作品制作をします。(18人が出展)
そして展覧会では来館者が作家の作品に関するコメントを聞くギャラリートークを開催します。(スケジュールは下記でご確認下さい。)
遺産としての地域文化と現代の新しい地域文化を融合する事で更に魅力的な地域文化をこの展覧会で創造できればと思います。
是非,この展覧会をご紹介頂きたくお願い申し上げます。

ギャラリートーク8月8日・8月15日いずれも午後1時半から3時半

私は8月15日に参加しますので是非お越し下さい。


コメント (1)
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