アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

竪琴の面格子

2011年02月01日 | 柵、門扉、アーチ

前回の記事と音楽繋がりですが、竪琴のデザインの面格子を紹介します。
こちらの作品はもう4年ほど前に取付けたもので、メンテナンスが必要かどうかを確認に行きました。
年月は経過しているもののサビなどもなく状態は良好でした。

防犯用の面格子はどうしても「鉄柵」「鉄格子」のイメージになってしまいます。
それから今の家は窓の大きさや比率もさまざまでそれらに対応できるようなメーカーものが主流です。

しかし発想を変えると窓の大きさや家のイメージに合わせてオダーメードできるアピールポイントになります。

こちらのお宅は音楽を趣味になさっているので最初から竪琴のデザインを取り入れる事で話を進めました。
竪琴の資料を集めギリシャ神話にでて来るような初期のデザインを採用し、格子の部分は弦のイメージで溶接部分も弦を結んでいるようなイメージに仕上げました。

家を守ってくれるものだから、家のイメージもこわさないでほしいですよね。

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音楽を聴くための椅子より

2011年02月01日 | 記事
一昨年の春、清里のホールオブホールズ(オルゴール博物館)での展覧会に出展した「音楽を聴くための椅子」。
その時に気に入っていただいた方からこのブログに連絡があり、年末に納品となりました。

お写真を送って頂きましたのでご紹介します。
この椅子を気に入っていただいた方はフルートの教室も開かれている音楽家の方です。
この椅子がそのタイトル通りに音楽を聴くための椅子になった事はとても嬉しい事です。

私は音楽は聴くのが専門ですが演奏される方のイマジネーションを膨らませて頂けるのにお役に立ってくれる事を願っています。

作品を通して素敵な出会いがある事がこのお仕事のすばらしいところです。
さて次はどんな椅子を作ろうかしら。

フルート教室のブログにものせて頂きました。
小金井カメダフルート教室
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