アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

ものつくりのできること 東日本大震災復興支援チャリティー作品展

2011年07月21日 | 展覧会
7月22日から24日までの3日間、八ヶ岳の詩游館ギャラリー&ギャラリーおらんうーたんにて東日本大震災復興支援チャリティー作品展「ものつくりのできること」が開催されます。

地域の作家が作品を展示販売してその売上金を寄付すると言うものです。
日頃の価格より買いやすい価格設定がされています。
ただ作品をお金に換えるという事だけでなく作品を創る段階からいろいろな想いを込めることが出来るのもつくり手ならではの出来ることだと思います。

私自身も阪神淡路大震災を経験し作品を創ることの意味と真剣に向き合った時期があります。

今回の震災では自分は作品を創ることで何かをしたい、そんな想いのなかで仲間と立ち上げた第1回目のチャリティー展です。

何か明るくて元気が出るような、それでいて買いやすい価格のものを作ってみようと思って考えた末、昨年恋人の聖地のオブジェ制作で作ったハートのオブジェが頭に浮かびました。
ハートをモチーフにしてペーパーウエートとマグネットを作りました。


これらはチョークボードにもなっていてメッセージが書ける様にしてあります。
ちょっと気恥ずかしい気もしますがこのハートと言う形には不思議な力がありますね。
鉄板で作ってもかわいく見えてしまうのですから。

私たちが作品を販売して支援できる金額はとても小さいものです。
でも何かを始めることそして続けることが大切だと思います。
本当の意味でものつくりに何が出来るかはこれから時間をかけて見つけて行きたいと思います。

展覧会は木工、陶芸、ガラス、染織、その他実演など盛りだくさんです。
お近くの方は是非お立ち寄り下さい。

ものつくりのできること

追記:展覧会当日は多くのお客様にお越しいただきました。おかげさまでチャリティー金額は20万円を超えました。このお金は被災地の復興支援の活動をされている団体に寄付させて頂きます。ご協力頂いた皆様、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。(7月25日)
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