アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

手燭 和ろうそくのための手に持つ燭台

2016年04月11日 | 燭台
以前制作した手燭の写真をこのブログで見られて注文を頂きました。

和ろうそくの灯りだけで行なう夜咄や暁の茶事で2個をセットで使う事から2個ずつ作ることがあります。
今回も2つセットで作らせて頂きました。
オーダーで制作するのでサイズ等はご希望に合わせて制作させて頂きます。
市販の手燭よりはどっしりと重厚な感じです。

鍛造(鍛冶仕事)でパーツを作り溶接で組み立ててあります。
表面処理は熱を加えて鉄の色を落ち着かせその上に蜜蝋とあまに油を混ぜたワックスを焼き付けてあります。
これから茶事など一期一会の場で活躍してくれると嬉しいです。





お客様からの嬉しいメッセージです。

手燭をお贈りいただきましてありがとうございます。
イメージ通りの素敵な仕上がりで、大変気に入っております。
茶事で使うために求めたのですが、
オブジェとしても素敵なので、早速リビングに飾っております。
良い鉄味で、触れた時に涼やかな音がして・・・
茶道具屋さんに売っているぺらぺらのものはどうしても買う気になれず、
いろいろ探し回った結果、おかげさまで大変満足しております。
本当に良いものはやはり違いますね。
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