風がヴギウギ

自由気ままな風の様に毎日を切り取っていく

お母さんの歌・・・

2021年10月28日 | ばあちゃんズ。ヴギ

かあさんが 夜なべをして 手ぶくろ あんでくれた

こがらし吹いちゃ つめたかろうて せっせと編んだだよ

ふるさとのたよりはとどく いろりのにおいがした

かあさんは 麻糸
つむぐ 一日 つむぐ

おとうは どまで 藁打ち仕事 おまえもがんばれよ

故郷の冬はさみしい せめて ラジオ聞かせたい

改めて見たら 新しい発見が・・・

かあさんが 朝 糸をつむぐだと思っていたのに

「麻糸」をつむぐって今更わかりました

なんで この歌かというと

昨日 婆ちゃん宅で料理をしているとき

婆ちゃんが一生懸命 何かしてると思ったら

針に糸を通し 解れた洋服をぬってました 

95歳ですが 針穴にちゃんと糸通してましたよ

小さいころの洋服は みんな 婆ちゃんが作ってくれた

それこそ 朝は家の仕事に追われ 自分の時間も無く働いて

夜など時間の空いた時に 作ってくれていたと思います

なんて 思いだしたので 書いてみました

昨日は 料理は余り作らなくても良かったのですが

主食に食べる 煮物と昼には若鳥と玉ねぎ/レンコンの炒め物を作って

一緒に食べてきました

背中も丸まって本当におばあちゃんになったお袋ですが

針を持ち 洋服を縫う姿は昔のまま・・・

僕は この歳まで元気にいれるのかな?

穏やかに毎日を過ごせるのかな?なんて 思っちゃいました

僕の一生ってどうなんだろう?

まっ! 今は一生懸命 日めくりカレンダを生きてくぞ!


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