ダイニング茶会

「今日どこへ行くって！？」
と、めっきり物忘れが増えたおじいちゃんが言いだし、おばあちゃんが「今日はお茶でしょ」と答えたことから、子ども「ママと一緒にお茶に行く。」

「おばあちゃんとお留守番しようね〜」
「ママと一緒にお茶に行く！」
と、涙をいっぱいに溜めて半泣き顔になってしまいました。
「今日は台風が来そうで雨になるから、こんど雨が降らない日にまた一緒に行こうよ」
「ママとお茶に行く〜」

「お茶、好き？」「うん」
と、いうことで、
「じゃあ、おうちでみんなでお茶にしようか」
という方向に展開することにしました。

「ママお菓子をとってくるね」
「一緒に行く！」
と、手をつないでお菓子をとりに。ここは、少し季節遅れになってしまった和三盆糖を奢ることにします。

みんなに懐紙を配り、懐紙を広げろと指示し、お菓子も配り…

そこでみんなにちゃんとふたつずつ配るから偉いものです。自分には雨とカエル、おばあちゃんは雨と葉っぱ、と、配り、みんなが席に揃うまで待つのだと言い、お薄を「おいしいねー。ママ、これ作ってくれてありがとね。」
そして
「お代わり。」

「えっ、お代わりなの？」
「うん！」
（半分の濃さにしておいて良かった…）
「こんどこれ。」
と、おばあちゃんとお茶碗を替えて、「混ぜる！」とママに手を添えて茶せんを降り、二服しっかり飲み、ティッシュで口を拭きながら、「いつも顔が緑になっちゃうの」と言いました。


その後すこし離れて用事を済ませてもどったところ、満足して昼寝に入っておりました
ただいま２歳９か月。