Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

障子屏風

2016年02月01日 | Weblog
和室の窓だった部分を、茶室への渡り廊下にしてしまいました。
それで、不要になってしまった、障子2枚…

なんとなくもったいないし、ずっと隅に立て掛けていたのですが、だんなさん曰く、障子は、オーダーメイドだから、転用できそうでできないもの。捨てるしかない。
心を残しながら、他のものと一緒に廃棄を依頼して、年末、私達は秋田へ…



茶室に使った夏障子は、主人の生まれた家の建具だったものを、転居に際し、外して、屏風のように蝶番で繋いであったのでした。それをまたはずして建具にしたのです。

お正月、秋田の家でふとそれを思い出し、あの障子も蝶番で繋いで屏風にしたら…

そう話したら、「えーっ。廃棄をたのんじゃったよ!暮れにもう持って行ってるはず。早く言ってよ!」
いや、だって、秋田の家に来たから思いついたのであって… そういう手もあったなぁ、という話よ。。。


お正月の休みを終えて戻ってみると、なんと障子がまだある!!!

「廃棄頼んでおいたのに持って行かなかった?」
「いやー、どうやら、取りに来てくれたときに、留守番の年寄り、居眠りでもして対応しなかったらしい…


それならそれで、じゃあ、屏風にしてみる?

と、いうことで、命びろいし、なかなかいい感じになって、先日の茶事では早速水屋周りの目隠しとしてさりげなく貢献した、障子屏風であります。
いずれ色々の紙を貼り混ぜたり、楽しい存在になってくれるかも。

楽しみな、拾いものの、もうけものです。

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