gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

モトフェニックス 代表の勝手なブログです。

2037-12-31 23:59:59 | ノンジャンル

ショップのホームページはこちらです。

http://www.m-fenix.com

XJR1200 15回目の車検

2024-08-19 23:49:43 | 2024年8月

オイル漏れによるヘッドカバーガスケット

交換の為、ヘッドカバーを開けましたので

ついでにバルブクリアランスを測定した

ところ、排気側のみ詰まってましたので

バルブクリアランス調整。

 

 

特殊工具を使用して、磁石の先にある

丸い板=シムの厚さを換えてカムシャフト

との隙間を調整します。

新車に近い時に調整してますので、

30年弱ぶりの調整でした。

カチカチ音を消すためにたくさんの台数を

やりました。懐かしい。

結果

 

 

吸気側、排気側共に奇麗に揃いました。

 

キャブを外したついでに。

 

 

キャブのボア部のカーボン付着が進んで

ましたので、清掃。

 

 

もう少し進行すると、アイドリング不調

加速不良の原因となるところでした。

ここはインジェクションも同じです。

 

 

 

 

 

 

超音波洗浄機によるキャリパー洗浄。

 

つづく

 

 

 


GSX400S 刀 キャブレターオーバーホール

2024-08-06 01:06:00 | 2024年8月

2番が全く調整が効かなくなった

GSX400S刀のキャブレター。

 

 

 

エンジンが駄目になっても

同じ症状が出ますので、

エンジン側を点検しましたが

バルブ周りの圧縮漏れは無し

ピストンリング周りの圧縮漏れ

は48,000km走ってますが

新車並みでした。

点火も問題ないので、キャブの

問題という事でオーバーホール。

 

 

フロートチャンバーの底に

腐った履歴が残っています。

 

2番は完全に詰まってガソリンが

出なくなってましたが、残りの

3気筒も詰まり気味でした。

 

 

 

超音波洗浄機で洗浄。

その後、キャブレタークリーナーで

通路、ジェット類の洗浄です。

 

 

洗浄完了。

 

 

 

 

組み立て完了。

車体にセットして、バランス調整。

アイドリングの一酸化炭素調整を

して完了です。

 

 

 


ゼファー750不調

2024-07-27 00:02:19 | 2024年07月

起こした時はちゃんとキャブレターも

調整出来て、調子良かったのですが

すぐに調子が崩れてしまった。

2番シリンダーだけ(左から2番目のシリンダー)

プラグが真っ黒。

キャブレター調整し直しても調子は出ず。

 

 

バルブクリアランスは調整してありましたが

調子が出ると、溜まってたカーボンが焼け

飛んで、クリアランスが詰まる場合が

あるので再確認。

問題なしでした。

 

 

圧縮上死点(吸気、排気バルブが閉じていて

ピストンが一番上にある状態)でプラグ穴から

圧縮空気を燃焼室に入れて、吸排気バルブ

ピストンリングの漏れを調べる道具。

4気筒とも問題なし。

 

 

 

圧縮圧力の測定、4気筒とも問題なし。

冷間

1番11 2番10.5 3番11 4番11.5

温間

1番12 2番11 3番12 4番12

 

2番のキャブレターのみ再オーバーホール

変化なし。

プラグのスパークも問題ないので、

後はこれしかないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2番のシリンダーの錆がひどいので

エンジンを掛けた後に錆を削り落として

ピストンリングとシリンダーの間に

隙間が出来ていると思われます。

時間が掛かるのでやりませんが

カムシャフト外して、吸排気バルブが

閉じた状態で、ピストンリングを

錆のひどい所に合わせて、圧縮空気を

送ると吹き抜ける状態です。

ピストンが下がるときの、負圧でもって

混合気を吸い込みますので、負圧が

弱い→混合気を吸い込む力が弱い

→他の3気筒に比べてパイロットスクリュー

に対する変化量が少ない。

 

 

 

キャブレターのバランス調整は

4気筒がほぼ同じく仕事してくれて

成り立つ事なので、1気筒でも

さぼってるところがあると

成立しません。

とりあえず無理くり4気筒が

ほぼ同じく仕事するようには

キャブ側で調整しました。

 

オーバーサイズピストン有り (驚き

 

 

 

 

 

 


CB1300スーパーボルドール

2024-07-08 22:38:31 | 2024年07月

 

 

再メッキ後のインナーチューブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキ〇グのディスクは新品の時

から振れていますので、プラスミュウー

さんのフローティングピンに交換しました。

穴無しステンが一番強度が高いとの事

でしたので、これを選択しました。

 

 

 

ステムシャフトは少し錆びていたので

錆止め処理後。

 

 

ゲイルのホイールはディスクを外して

お掃除、ガラスコーティング。

 

 

 

 

新品パッド、RK MEGA ALLOY-X

スリット拡大加工。

拡大しないと細すぎて

役に立たず。

 

 

ユニットプロリンク外しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分解してガラスビーズでブラスト

 

 

プラグは酷いかぶりでしたが

電極は減ってなかったので、

ガラスビーズでブラスト処理。

奇麗にして、再利用です。

 

 

 

 

 

リアパッドのスプリングは曲がってました。

 

 

今回のメインイベント、フロントキャリパー。 苦笑)

ホンダってカシマコートのピストン使って

たっけ?からドハマリ。

改めて洗浄前のボディを見ると、合い面から

ブレーキフルード滲んでましたね。

オーバーホール後、一晩がっつりブレーキレバー

を縛って、ブレーキラインとキャリパーの

フルード漏れテストの結果、駄々洩れ。 笑)

人生初。

まず、ボディとピストンの間から。

新品ピストン取り寄せてみました。

 

 

 

許容範囲1000分の5ぐらいかな

と思ってましたが、1000分の79

0.079mm差。

駄々洩れになります。

新品ピストンに交換後、漏れテスト。

今度は合い面から漏れる。 笑)

 

 

 

 

 

で、フルード漏れテスト。

また、合い面から洩れました。 笑)

なぜこれで洩れる~。

分解して検証。

ギャ~、内側のボディ左右逆やん。

通路にシールが来ないから洩れます。

自分はやったことがないので

考えもしませんでした。

無事完了。

 

 

 

 

 

長らくお待たせ致しまして

大変恐縮です。

 

 

 

そのままだと動き過ぎて、段差超えた後におつりが

発生しますので、伸び側一回転半締めこみました。

夏に丁度良くすると、冬動かなくなりますので

冬でも大丈夫なように柔らかめです。